隣の部屋で寝ていた怜王がやって来て、僕の布団にもぐり込んできた。枕元の携帯で時間を確認すると、5時5分…。このままぐずぐず起きていられると困るなと思ったが、そのまま二度寝を始めた。良かった…。 だがしかし、一度目が覚めると二度寝をすることが出来ない僕は、怜王がやって来てから目を閉じて横になっていたがそれも時間切れで5時半過ぎに起床…。もちろん怜王は、気持ち良さそうに爆睡していた…。 怜王が幼稚園を卒園して何が変わったのかと言うと、朝起きてまず始めにやっていたお弁当作りがなくなったこと。 思えば3年間土日祝祭日をのぞき、毎日お弁当を作った。3年間は、あっという間だった。そしてそのあっという間の3年間に、僕は何をして来ただろうかとふと思った。 2009年は 『コダックフォトスクール講師陣による写真展』をスポットフォトサロンで。 同年コダックフォトサロンで『DRUG写真展』、Ban Photo Galleryで個展『breath origin』。 2010 年の1月に『各界著名人約120名の作品による写真展 SNAPS』を銀座RICOH RING CUBEでやり、同年2月に再びBan Photo Galleryで『 2009年展示写真家オリジナルプリント展』 と、1回の個展と4回のグループ展と意外に少ない…。 4月6日は、怜王が行く小学校の入学式がある。幼稚園では送り迎えとお弁当があって、妻とスケジュール調整をしてやって来たが、小学校に入ると送り迎えがなくなり給食と一気に手がかからなくなるとずっと思っていたが、いろいろ話しを聞くと1年生は幼稚園より登下校の時間が短く慌ただしいと言う…。 となると朝見送って夕方3時過ぎに帰宅と言う小学生的に日常は、1年先くらいと言うことになる。今しばらく、僕も妻も自由に動き回れる時間を作るのは難しそうだ。 10時半少し前、妻が仕事に。昼過ぎまで怜王と遊んだりし、1時半怜王の幼稚園の友達のROちゃんのお母さんが迎えにきて怜王は目黒区民センターの児童館へ。ようやく自由に出来る時間が出来たので、GXRを持って撮影に出る。 歩き始めて間もなくあれほど晴れていた空が雲で覆われ、暗くなり始めた…。だがせっかく自由に出来る時間が取れたので、撮影を続行するためやや早足で中目黒方位面へ向かいつつ撮影をする。2時半頃雨雲が次第に黒っぽくなって来て嫌な感じだと思って立、妻から「ゲリラ雨だね〜」というメールが携帯に…。 まだ降ってないと返事を書き送信した瞬間、ぽつりぽつりと雨が…。傘を持って出なかったのでこれはマズいと足早に自宅マンションへ戻ろうとしたが、妻が言うようなゲリラ雨には一向にならずに数分で雨は上がった。 妻の仕事場は同じ目黒でも前に住んでいた平町に近い碑文谷で、距離にして5キロくらいしか離れていないと思うがこれは碑文谷周辺へのピンポイント集中豪雨だったようだ。そんなわけで撮影続行し3時帰宅。 撮影して来たデータをMacに移し、さらに外付けハードディスクに移動し保存。3時半少し前、目黒区民センターにある児童館へ怜王を迎えに行く。空を見ると雨雲が急速になくなり、晴れ間が見えて来た。撮影しているときだけ悪天候とは、ついてない…。 4時怜王を連れ、目黒駅前のO歯科へ。一昨日はレントゲンを撮ったり歯の撮影をしたりと準備だけで、今日から治療は本番。1年半前妻が連れて行きたくないと言うほど治療をさせてくれなかった怜王だが、今日はどうだろうか…と思っていたが待ち時間でもかなり余裕の表情。 4時半過ぎ名前を呼ばれ治療開始だが、驚いたことにT先生の言うことを本当に良く聞いてちゃんと口を開けて虫歯の治療を受けていた。今日の治療が終わりT先生から「レオくん、すごーい!」と言われて照れ笑い。今日の怜王を見ていると、1年半という期間でかなり大人になったことを痛感させられた。次回の予定を入れ、O歯科を出る。 帰り道怜王は活き活きしていて足取りも軽い。たくさん褒めてあげ、先日買ってあげたら「おいしい!」と言っていたメロンクリームソーダ(発酵乳使用)をスーパーで買ってあげた。 自宅マンションまでの間ご機嫌の怜王は、RUMIXで植物や空の風景などを激写。パワフルなのである。
|
2011年03月31日(thu)
No.471
|
|