6時半怜王がリラックマを抱いてやって来たので、数分布団の中で話しをしてから起床。キッチンに来てすぐツリーに添えられた手紙を怜王は発見し、中を開いて読み「ほんとうにサンタさんから、おてがみがきた!」と驚喜! なんどもなんども声を出して読み眼を輝かせていその姿は、いままで見たことがないような表情をしていて昨晩妻に書いてもらって良かったと思った。 今日は休日だがシトロエンのジャベルの撮影で、横浜へ行くことになっている。9時20分過ぎデジタル一眼を2台バッグに入れ、目黒駅に向った。 目黒から山手線で品川まで行き、京浜東北戦線で石川町駅下車。Tさんと合流し今日の被写体ドールドメタリックのCXプレステージュに乗り込むと、「今日は娘といっしょです」と言うので振り返ると、可愛らしい女の子がチャイルドシートに座ってニコニコしていた。 Tさんのお嬢さんはYちゃんと言ってはじめた会うのだが、怜王と同じ年(Yちゃんは2月生まれなのでまだ5才だが、小学校では同じ学年となる)なのである。こんにちは、と僕が挨拶をすると「こんにちは」とはきはきした口調で夫返事をした直後「もうらんどせるかったよ」と言った。 何色買ったのと聞くと「あか」と言うので、家の子は黒く見えるけど少しだけ青いんだよと言うと「こんいろね!」とズバリ!このくらいの年齢だと男の子より女の子の方が圧倒的にしっかりしていて、背丈はいっしょでも女の子の方が2・3才年上に思えるということを実証するようなひと言であった。 横浜の山手は観光地と言うこともあり10時半過ぎとは言え人出が多くなかなか思うようには進められなかったが、僕自身がイメージするゴールドメタリックのCXが似合うシチュエーションは数カ所あって一番最初に撮影した場所のカットを第一候補にして場所を変えいくつも撮影。 その写真のイメージを越えられる場所に出会えたらと、Tさんには無理を言ってたくさんの場所へCX共々連れて行ってもらい、外人墓地のはずれの路一本入ったところで極めつけの風景(年賀状用のカットが撮りたくて、陽のあたる場所で気持ち良くなれるロケーションを探していた)が出現! 第一印象で良いと思った最初に撮影した写真は、1月のトップ写真にすることにして撮影を終了。Tさん行きつけのカフェでコーヒー(Yちゃんはストロベリージュース)を飲み、12時過ぎ石川町駅まで送ってもらい帰宅。 帰宅後昼食をし、撮影して来た写真のセレクトをする。予定どおり第一印象(日陰ではあるがゴールドのCXの威厳ある雰囲気が出せた)のカット、最後に出会った暖かいひだまりにたたずむCXのタテ位置カット(年賀用)。これで良いだろうと思った。 5時20分、3人で目黒駅近くの東急ストア前まで行く。今日はクリスマス・イヴ・イヴだからと言うわけではないが、目黒の先住者?であり写真業界の重鎮でもある、株式会社RのT女史と某イタリアンでディナーをすることになっているのだ。 Tさんはすでに到着していて、怜王に向って笑顔で手を振っていた。怜王は久しぶりに会うので少々緊張気味であったが、お店に入るとすぐにいつもの怜王に戻りクリスマスプレゼントの手帖に早速名前を書いたり、カメラを持ち出しTさんの指輪をグラスの中に沈め写真を撮ったりして楽しそうだった。 9時過ぎまで歓談しTさん目黒駅前で別れ権之助坂のローソンによると、小さなリラックマのぬいぐるみがあって「ほしい」と言うので買ってあげた。そして自宅に到着するといつも抱いている大きなリラックマやパンダや犬など勢揃いで並べ何をするのかと思えば「とって」と言うので記念写真を! 帰宅後も怜王はお店で上がったテンションが下がらないまま歯を見がい眠るまで2時間近くかかり、布団に入るとなぜかしくしく泣き始めた…。楽しかったことの裏返し?なのだろう、寝息が聞こえてくるまでいろいろ話しをしつつ寝かしつけたのである。
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2010年12月23日(thu)
No.421
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