ys diary
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3月31日

 昨日は喧騒(怜王のおしゃべり攻撃…)の中?気を張って集中し、どうにか日本カメラの原稿を脱稿し写真共々入稿!夕方家族で外出し、まずはレンタルビデオで5本(うち2本は怜王のチップ&デール)映画を借り、都立大学駅前のイタリアンレストラン『ポポラマーマ(http://www.popolamama.com/)』で久しぶりに外食をした。
 ふたりはきっちり食べたのだが、僕は脱稿でひとり打ち上げ?的な気持ちもあって、赤ワインを1本頼みおつまみを注文。帰宅後空腹になると思ったが空くことなく、レンタルして来た新作『2012(http://bd-dvd.sonypictures.jp/2012/)』を8時過ぎ怜王が眠った後妻と見た。
 3月最後の日はゆっくり目に、怜王といっしょに7時起床。怜王はすぐに昨日レンタルして来たディズニー映画『チップ&デール』を見たいと言うので妻のパソコンのモニターで見せる。
 11時過ぎ昨夜見た『2012』の返却と、A5の封筒(昨日DRUG18号のが出来上がったので配送ように8枚×4セット)を購入しに行く。昨日までの寒さはなく、天気は今ひとつだが快適な気温であった。
 帰宅後プリンターで出力した宛名書きの貼付けなどをして、準備完了。お昼過ぎリュックに詰め込み、ママチャリに乗りクロネコヤマト碑文谷営業所へ持ち込み発送をする。午前中とは打って変わり、気温は大幅に下がって再び冬のような寒さに。いつになったら、春らしい穏やかな陽気になるのだろうか…。
 怜王は執拗に『チップ&デール』を繰り返し見ては楽しそうに笑っていたが、夕方になって「おとうさん べいばとる やろうよ」と言って来たのでいっしょに遊ぶ。
 5時過ぎメールをチェックすると、日本カメラ編集部Sさんから、5ページ分のpdfが送られて来ていた。早速校正をし返信を送る。
 そう言えば昨日熱心に何やら絵を描いていた怜王が、「これがねぇ おかあさんで こっちが おとうさん これがぼくだよ」と左から順に指をさしながら見せてくれたが、そこには何とも可愛らしい花まで笑っている僕らの家族が描かれていた。
 そんな怜王を見るにつけ、絵を描かせると上手いなぁ!と思う。それにこの絵を数分で描き切るなど、迷いなく素早く描くところが凄い!などと真顔で思ったり(相変らず、親バカなのであった…)。
 この日怜王は8時45分頃に眠ったが、10時過ぎ突然目を覚まし布団っから出てキッチンまでやって来た。トイレに行くでもなくのどが渇いたと言うわけでもないようで…、困った顔をしつつ再び寝室へ行き布団に潜り込んだ。
 背中を久しぶりにさすってあげたり、頭に手を当てて髪をそっと撫でてあげたりしたらそのまま眠った。だがしかし数分後、またその数分ごと何度か寝苦しいよ言うな感じで咳をしたりしていた。妻が言うには、「今日一日怜王的には、つまんなかったんじゃない…」。
 明日はタムロンの原稿(締め切りが5日までなので、まだ大丈夫か?)を書こうと思っていたが、怜王を何処かに連れて行くことを優先しようと思う。さてどこに行こうか…。
2010年03月31日(wed)  No.297

3月29日

 昨日は怜王の相手をしつつも、どうにか原稿を程よい所まで書くことが出来た。そして夜になってから大豆を2キロをポリバケツ(一斗樽サイズ)に入れ洗ったあと、水を大豆の量の3倍ほど入れた。何をするのかと言えばここ数年3月に必ずやっている、自家製味噌作りの下準備である。
 そして今朝6時過ぎに起き、7時半から倍に膨らんだ大豆を煮込み始めた。昨年までは1キロの大豆で2キロの味噌を作っていたのだが、自家製味噌がけっこう美味しくし上がるので倍の4キロと多めに作ることにしたのである。
 大豆はあくと取りながら水をたしつつ、煮込むこと3時間。だがしかし、9時半頃塩が足りないことに気がつき、妻に吹きこぼれなどがないよう頼んで、10時に駅前の東急に駆け込み一袋1キロを購入し帰宅。
 そしてフードプロセッサーを駆使しつつ大豆をペースト状にし、ぬるま湯でもどしたこうじ1600グラムに購入して来た塩を1キロ弱投入し、両手で救い上げるように混ぜ合わせ、ペースト状にした大豆を加えつつ、種味噌をおにぎりほどのサイズに三つほどつくり手で十分練り込んだ。
 そしてポリバケツに入れる前に焼酎で内側を拭いておいた(殺菌のため)大きなビニール袋の底に種味噌の半分を敷き詰め、ボール状にまとめた大豆を敷き詰め最後に平らになるように手のひらでならしポリバケツに入れた。
 仕上はビニール袋に入れた塩1キロほどを大豆の上に乗せ、重しを置いてふたをし密閉。今日の日付を書き込み、開封日(半年目安)を来年1月1日元旦にして暗所に置いた。7時半から、何と6時間ほどの作業であった。
 お昼を食べたあとさっとシャワーを浴び、2時過ぎタムロンの社内報のフォトコンテストの審査に向かった。
 東横線で渋谷まで行き、銀座線に乗り換え神田駅下車。4番出口より地上に上がり、徒歩5分ほどでタムロン宣伝部東京事務所入っているビルはある。
 受付でSさんを呼んでもらい、会議室で早速審査開始。携帯カメラで撮影した写真というくくりで、テーマはオリンピックもあったことで『感動』。楽しい作品を、たくさん見ることが出来た。
 審査終了後、神田駅に向かう途中で妻にメールをすると、郵便局に行って怜王と自由が丘に行く所だと言うので、自由が丘某所で待ち合せることに。
 4時過ぎ、自由が丘駅到着。某所へ直行し、妻と怜王に合流。しばらく某所にいて、ひと駅だが東横線に乗って都立大学へ。改札口前の東急ストアに寄って、4時半過ぎ帰宅。3時から神田でフォトコンテストの審査をやり、4時半には帰宅と、信じられないくらいスピーディ?な1日。
 今日の電車移動では弟からもらった”MP3”で、1週間前の曽根塾の時同様ジョン・メイオール(http://www.johnmayall.com/disco.html)のアルバム『A SENSE OF PLACE』を聴きながらは快適だった!
 さて明日は、撮影した写真のセレクトも終わったことで、日本カメラの原稿を気を集中して書かなくてはならない。だがしかし妻は昼から打ち合せで出てしまうので、午後からの数時間は怜王との時間となる。策を練らねば…。
 そんなことを食後に考えていると、洗濯物を取り込んだ妻が「凄い満月!」と言うのでベランダに出て月を見上げると、ほんとに奇麗な満月であった。さっそくニコンD90+タムロン18-270mmVCを持ち出し、手ブレ補正をオンにしてISO200のまま−補正で撮影。
 実際はフレームいっぱいに撮れないが、トリミングしてみるとクレーターまでグッキリ。天体は、撮影していてほんとに未知の世界を感じさせてくれる。
2010年03月29日(mon)  No.296

3月27日

 6時半起床。怜王はゴロゴロして妻の布団に潜り込んだりしていたが、僕が起きてもまったく起きる気配もなく眠り続けていた。朝のこの時間昨日途中まで書いたこの日記をアップするには、怜王が寝ていてくれる方がやりやすい。素早く書く加え、推敲してアップしたと同時に怜王が起きてきた。7時丁度。セーフである。
 晴れ予想の今朝、確かに晴れて来る感じの空だが、気温がかなり低い…。ネットで今日の予想気温を見ると最高気温が12度で最低気温が3度…。やはり寒いのだ。2週間ほど前もう寒くならないと思って3着ほどブルゾンや厚手のパーカーを仕舞ったが出さなければならないだろう。
 今朝の怜王はYou Tubeでディズニーの『チップとデール』を見たいと言うので、早速iBook G4を立ち上げ見せていたが、8時を過ぎて僕も少しだけ仕事で使わなければならなくなったので、Windowsのdynabookを怜王に使わせることに。
 ひとしきり見ていた怜王は急にベイスタジアム(ベイブレード「こま」を回す場所)を持って来て、ベイブレードをはじめた。放っておくと朝ご飯を抜いてしまうので、しっかり食べさせる。 食べ終えると、「げーむ やっていい?」と言う。プレステの『ロボッツ』である。起きてから2時間、次から次へと遊びが変わる。めまぐるしいのだが、これはいつものパターンで、しばらくやって難しい箇所に来ると、「おとうさん べいばとる やろうよ」などと言ってくるに違いない。
 9時過ぎ妻がヒーターの前で座り込んでいるので、どうしたのか聞いてみると「めまいがする…」という。数週間前にもH病院の内科に行き薬をもらって来たのだが、その時担当医から「もしかしたら耳の病気かもしれないので、薬を飲んで改善されなかったら耳鼻科に行ってみては?」と言われていて、それなら怜王(耳あかがたくさんあるように見えるが、怖くて耳掃除が出来ないので…)を連れてと10時半過ぎいっしょに近所の耳鼻科へ。
 12時過ぎふたりが帰って来た。怜王は耳くそが奧の方でカチカチに固まっていてすぐにとれない様子で、「ずいぶん溜め込みましたね…」と言われたようだ。で妻のめまいはというと、『良性突発性頭位眩暈症』という病名であると言う。
 ネット検索してみると寝ていても目が回ったり普通にトイレに入って便座に座った瞬間に頭がぐるぐる回るような症状がおこるらしい。症状的に脳梗塞に似ていなくもないので余談は禁物だが、検査の結果脳梗塞ではないと言うことはすでに分かっているが、この病完治はしないらしい…。
 1時少し前、コダックフォトスクールの講義に出かける。いままではすべてにおいてリバーサルをマウントしスライド上映し講評をしてきたが、今日からプリントもOKにしたためプロジェクター使用が半分、プリントで見せる受講生が半分と面白い状況となった。
 ここで僕は以前からプロジェクターで見せて講評をする事に少なからず疑問を持っていて、それを3月開講のこのスクールの冒頭であえて、基本はフィルム撮影でスリーブ仕上でマウントをするというスタイルから、リバーサルで撮影したのちダイレクトプリント。さらにデジタルカメラで撮影ののち、プリント仕上もOKとした。
 これでもフィルムで撮影する受講生が半分以上いると言う事実は驚きであり、さらに受講生が持って来たリバーサルフィルムをビューアーで見ると、いまさらながらフィルムの良さを再認識することに…。
 しかし僕自身仕事も日常的なスナップも完全にデジタルになっていて、フィルムで撮ることのメリットではなく、デジタルを使うことのメリットの方が優位に立っていることを痛感するのである。
 講義は2時から4時半であるのだが、今日すべてが終わったのは5時。30分押しで講義を終えたのだが、2時間半と言うデフォルトの時間は常に目安でしかなく、特に午後のスクールはあとが埋まっていないので30分ほど講義がのびてしまってもノー・プロブレムなのである。
 5時半過ぎ帰宅すると、部屋にはプレステ用のゲームソフトが2本増えていて、どうやら妻と怜王は中目頃のブックオフへ『チップとデール』のDVDを探しに行ってそれを見つけられず、ガンダムやら何やら別のソフトをゲットして来たようだ。
 が両方とも5才の怜王には難解(操作がマニアックで、大人でも難解…)で、すぐにお手上げ状態…。いままでやっていた『ロボッツ』も『ラチェット&クランク』と比べると面白味に欠けるようで、夢中でやることもあまりない。難しいものだ。
 さて明日は日曜日だが、月曜日にタムロンの社内報のフォトコンテストの審査があるので、明日中に日本カメラから依頼されている原稿を大筋で書き上げておかなくてはならない。それも怜王が目を覚ます前に起きて、やらなくてはならない。ともあれ10時半過ぎ、少々早めと思いつつも布団に潜り込んだのである。
2010年03月27日(sat)  No.295

3月26日

 深夜と言うか早朝と言うか3時過ぎ、怜王が「おしっこ…」と言い残してひとりでトイレに向かった。怜王は小さいときからおねしょをあまりしないまま成長したが、こうしてひとりで起きてトイレに行く姿を見ると大きくなったなと思うのであった。
 トイレから戻った怜王は「といれにいったんだよ」と僕が布団から身体を起こして見ていると言って、即二度寝に入った。それは神業で、掛け布団をかけたと同時に、寝息が聞こえてくるほど。
 怜王はすぐに眠れたが起きてしまった僕はなかなか眠れず…、目を閉じたままずいぶん時間が経過しているなと思いつつ気がつくと6時過ぎであった。怜王は何やら寝言を言ったりしているが爆睡中だったので、起こさないようそっと布団を出た。
 今朝もかなりの冷え君だが、雨は降っていないので気分的に良い。朝ご飯の支度をしつつ、怜王と見ながら原稿の構想をねる。といっても怜王が機関銃のように話しかけてくるのでなかなかまとまらないのだが…、それでもいくつかのポイントを見いだし箇条書きにMacに打ち込むと同時に、メモ用紙にも要点(目ですぐにイメージを汲み取れるように)を記す。
 お昼まで難解なプレステ用ゲーム『ロボッツ』の、怜王が「むりだ… もうできない… おとうさんやって…」と泣きが入った箇所を代役でクリアしたりして過ごす。
 12時過ぎ『ギャラリー猫町』で開催中の、後輩カメラマンYKくんの写真展『さくらねこ』を見に行く。Kくんとは2年ぶりで、彼の最近作を見るのも2年ぶりだが、相変わらず優しい視線とゆったりした時間が流れていて気持ちが和らいだ。
 Kくんとしばらく立ち話をしたが、穏やかな物腰も健在で嬉しく思った。そう言えば僕が今日来る事をしらかなかったKくんから前回『ギャラリー猫町』で写真展をやった時、1点とても気に入った写真があって、それを会場でいつでも良いからこの写真送ってもらえないかな?と言っていたその写真が2日前に届いていた。
 紫陽花の小道を何やら深刻な感じで語り合う猫のツーショットで、どうしてこんなシーンが撮れたんだろうと感心してしまう大好きな写真なのである。
 『ギャラリー猫町』を出て、千駄木駅周辺を30分ほど歩き回りスナップをするが、陽が陰るとすーっと寒さが足もとから忍び寄って来て、長時間歩き回る気になれずに千代田線に乗り帰路につく。
 妻と怜王は学芸大学に行く(知り合いのパン屋さんのところ?)と言っていて、まだ帰っていなかった。帰った事を携帯メールで妻に知らせたあとiBook G4を立ち上げると、日本カメラのSさんからラフ(pdf)が送られて来ていた。
 ざっと目を通し、ページ割りと使用カット数のバランス(縦位置横位置の大まかな指示も)を考慮し昨日40カットに荒絞りしたカットから10カットほどに絞り込む。
 5時過ぎ「いまから帰ります」と言う、妻からのメールをもらう。その時点で僕の頭は、10カットからさらに半分の5カットに削るための、イメージトレーニング。こういうときは紙にページ割りを書いて、ここに縦位置写真、ここに横位置写真、でここは文章と機材写真などとやるのが個人的にはいろいろ整理しやすいやり方なのである。
 1点だけ前後の写真にイメージが左右されるカットがあって、2枚の写真を何度か置き換えて全体のバランスを見た。そうこうしているうちに、ふたりが帰って来た。どうやらSちゃんに付き合って、ファミレスで早めの夕飯を食べて来たらしい。
 暖かくなると思っていた今日は、予想外の寒さだったが、明日はどうだろうか?そろそろ天気は回復するはずだが、明日は天候に左右されないコダックフォトスクールの講義日。それに月末である。3月はとても早く過ぎ去りそうである。
2010年03月26日(fri)  No.294

3月25日

 昨日に続き、寒い朝だった。昨夜めずらしく自分から早く寝ると言って、8時頃に眠った怜王も、7時を過ぎても爆睡していた。
 6時半過ぎに起床した僕は、昨夜メールが届いていた後輩猫写真家Kくんへ返信メールを送った。名古屋在住のKくんは、現在谷中の『ギャラリー猫町(http://www.necomachi.com/gallery/g_nekomachi.htm)』で写真展『さくらねこ』を開催中。
 28日が最終日なので、日本カメラの撮影のめど(今日の午前中までに撮影を終え、即機材を返却しなければならない…)がついたら見に行こうと思っていたところだ。
 7時半過ぎ怜王が目を覚まし、キッチンへやって来た。何でも一番が好きな怜王としては、僕が先に起きているのを見て苦笑いをしながら…。
 朝ご飯しっかり食べた怜王は、久々にiBook G4でYou Tubeを見たいと言うので見せてあげている間、コダックフォトスクールで撮影した画像をインクジェットプリンターで出力するための準備をする。がインクが消耗していて「交換」しないと動かない状態…。
 外を見ると、昨日同様の雨…。撮影機材は今日発送しないと明日までに届ける事が出来ないので、午前中撮影をして午後一で日本カメラに送るつもりでいたが撮影をやめ渋谷へインクを買いに行く事にした。
 機材を梱包し、近くのコンビニで発送手続きをしてから都立大学駅に向かった。東横線は順調に走っていたが、祐天寺と中目黒の間で停止。いつもなら気にならない事だが、昨日都立大学と学芸大学の間で人身事故があってその事がふとよぎったのである。が案ずる事はなく、1分ほどで再開。
 渋谷駅前のビックカメラでエプソンのカラーとモノクロのインクと、月光グリーンラベル8×10を購入。それにしても今日は寒い。出がけに今日の最高気温を調べると7度とあったが、これほど冷え込むとは思わなかった。
 帰宅しドアを開けると妻と怜王がいて、図書館に行くのだと言う。雨が降っているが、数日悪天候で外に出ていない怜王は嬉しそうにしていた。
 ふたりを送り出してからインクを取り替え、すでにセレクトしておいたデータから10点、1時間半ほどかけてプリントする。そうこうするうちに、ふたりが帰宅。怜王のジーンズの裾と靴下は雨にぬれてびっしょりしていたのですぐに着替えさせた。
 ネットのニュースで写真家ジム・マーシャル(http://www.marshallphoto.com/)が、ニューヨークのホテルで死去したことを知る。たくさんのミュージシャンを撮ったことで有名だが、彼の写真には確実にその時代が映し込まれていて惹かれる作品が多い。ご冥福をお祈りする。
 3時を過ぎた頃から怜王がプレステで『ロボッツ』に興じ始めたので、Macに向かい貸し出し機材で撮影をした画像のセレクトをはじめ500枚ほどの写真から40カットほどに絞った。ひとまず使う写真のカット数が分からないので、さらに絞り込まずに指示を待つしかない。
 4時過ぎ足りない食材があったので、駅前の東急ストアへ。午前中渋谷に出た時より、寒さは倍増した感じで吐く息は真っ白…。傘をもつ手は、カチカチに…。
 夜になって昨日メールが来ていたWちゃん(以前広告代理店にいた女性で、結婚して茅ケ崎に住んでいる)から電話が携帯に。茅ヶ崎に某お店を作った店主へ開店祝いをと聞いてみたら、「マニアックな雑誌や本、写真集」がお望みということで、Wちゃんはなぜか僕の事を思い出しようだ。
 そして僕のHPを見たWちゃんは、DRUGがもっとも店主の望みに近い存在ではないかと思って連絡をしてくれたようだ。もちろんお店においてもらえるなら宣伝にもなるので、全号送ると約束をしたのである。
2010年03月25日(thu)  No.293

3月24日

 「まだおきないの…」と言う、怜王の声で目が覚めた。寒の戻りで眠るときも起きるときも寝室の空気が冷たいのでぐっすり眠れるのだと思うが、長く眠れるのは怜王が眠っているからで数年前では考えられないこと。
 それにしても今朝は寒かった。このところ13度前後の気温であったのが、今日の最高気温は何と9度。ぽかぽか陽気での花見の記憶はないのでいつもこうなのだろうが、それにしても一桁気温では寒い…。
 10時過ぎ雨は降っているが、ともかく撮影機材を持って六本木へ向かった。傘をさしてスナップをするにはちょうど良いコンパクトデジタルカメラではあるが、雨だけではなく風も出て来てレンズに雨がかからないようレンズ面をガードしながら歩きまわるのはなかなか神経の使う事だ。
 1時間ほど六本木の街を徘徊したが、どうにも雨風をしのぎ撮影を続けるのが難しくなり、11時半過ぎ六本木をあとにした。
 11時半過ぎに前帰宅すると、怜王はベイブレードをやっていて僕の顔を見るなり「おとうさんと おかあさんと ぼくとで さんにんばとる やろうよ!」と言う。昼食後は原稿を書き進めようと思っていたので少々困ったが、暇を持て余して可愛そうなのでベイブレードバトルを10分ほど家族でやった。
 しばらく怜王はプレステ2の『ロボッツ』をやっていたが、「おとうさん ここむずかしいから やって…」などと言い始める。
 ふつうに幼稚園に行っているときであれば、帰って来る2時半まで原稿を書いたりという自分の時間が持てるが、来月11日まで春休みなので撮影で出る事は出来ても自宅で原稿を書くチャンスは見いだしにくいのであった…。
 それでも箇条書きでiBook G4に打ち込む作業を、少しずつではあるが進める事が出来たのでよしとするしかない。予定ページ数以外、原稿の文字数や使用写真点数等、まだ知らされていないので、箇条書きで印象を書き留めておく事は賢明な事。
 機材の返却は26日必着で送る事になるので、遅くとも明日25日の昼過ぎには梱包し発送しなければならない。それにしても、今日明日雨と言うのは、ついてない…。
 この日の怜王は夜7時半、「おふろはいってないよ 8じまでにねむれないよ…」と言いながらお片づけをし僕らにお風呂に入って眠る事の意思表示をした。妻が「お風呂は明日でも良いよ」と言うと、怜王は「きょう はいる!」と毅然と言い放った。
 入ると言うなら入れてあげようと、妻が速効でお風呂に湯を入れて怜王をお風呂に入れる。お風呂から出てくると「いまなんじ?」と言うので8時5分前だよと言うと、凄まじいスピードで歯を磨き布団に直行した。そして僕の方を見て「おかあさん おどろくかもね!」などとニヤニヤしながら言いつつ布団をかぶると、数秒で眠りに落ちたのである。
2010年03月24日(wed)  No.292

3月23日

 昨日ズーラシアでたくさん歩いたせいか、怜王は7時過ぎまで爆睡していた。怜王が起きないことを良い事に僕も久々にぐっすり眠る事が出来た。
 8時半過ぎに朝食をとったのだが、怜王は「ふりかけごはん」を何と2杯ぺろりと平らげ、妻がすすめたみそ汁を口にしいままで一度も食べた事のないほうれん草を「おいしい おいしい」と言いながら食べてた。
 日本カメラから依頼された仕事の撮影だが、昨日は良い天気であったが今日の午後から曇りになり明日は雨だと言うので10時過ぎに撮影に出る。
 東横線で渋谷出て、宮益坂方向から神宮前5丁目方面へ向かってスナップしながら移動し2時間ほど歩き回り、再び渋谷に戻り12時半過ぎ都立大学に到着。妻と怜王が買い物をすると言うので駅前で待ち合せ、スーパにいっしょに行き1時帰宅。
 天気は僕が撮影をしている間中快晴で、まだまだ撮影を続行したい所ではあるが、この使用機材とてもバッテリーの消耗が激しく…、フル充電スタート電源をONの状態で1時間半ほどでバッテリーの表示がひとつかけ、2時間経過でふたつ目が消え、3時間経たないうちに赤い色で点滅が…。
 つまり撮影を切り上げたのはバッテリー残量の関係で、2時間以上の撮影はには少々無理があるからであった。帰宅後昼食をとり、その間バッテリーの充電。このバッテリー消耗が早く充電時間が長い(3時間くらい)…。
 貸し出し機材である事を考えると、カメラもバッテリーも著しく劣化した個体を出すわけがない。ということはいま現在僕が使用しているカメラは、メーカーがどこに出しても恥ずかしくない状態で送り出して来ていると言う事。
 それにしてもこれほどバッテリーの消耗が早く、充電時間がこれほど長いデジタルカメラというのは稀(S社のコンパクトデジタルカメラも消耗が早かったが、このカメラほどではない)。
 帰宅して携帯をテーブルに置いた時、着信があった事の知らせが入った。電話の主は先日までプレイスMで個展を開催していた春日井市の『Ban Photo Gallery(http://www.ban-std.com/)』オーナーYTさんで、携帯にかけ直し20分ほど話し込む。
 明日も明後日も雨で天候不良でも26日までに機材返却という条件は変わらないわけで、僕に残された撮影時間は25日中にカメラを日本カメラSさんに送らなければならないと言う事でおよそ2日。
 聞き及んでいるページは5ページ。明日明後日が雨でも、どうにか撮り切らなければならない。そんなわけで難解?な取扱説明書を見ながら、悪天候が予想されるあと2日、どんな切り口で撮影を進めればよいかイメージ・トレーニングをした。
2010年03月23日(tue)  No.291

3月22日

 昨日はワークショップ曽根塾があり、帰宅は11時過ぎ帰宅で零時過ぎに眠った。今日くらいはゆっくりマイペースで起きようと思っていたが、5時半くらいから怜王が目を覚まし、僕の布団に潜り込んで来てさかんに「おきたい… まだおきないの…」などと言いながら背中を押したり足で微妙に僕の身体をキックしたり…、掛け布団をばさばさしたり…。
 そんなわけで睡眠時間的には5時間半と通常であれば十分な眠りなのだが、遅い時間までお酒を飲んで帰ったのでさすがに体力の回復が追いつかず、微妙な感じ…。起きたいと言うのではし彼方ないと思いつつも、うだうだして6時少し前根負けして起床。
 昨夜妻が「ズーラシア(http://www.zoorasia.org/)意外に近いらしいよ」と言っていた。つまり今日は怜王を連れて行った事のないズーラシアに行きたいということで、少々疲れは残っていたが行く事に。
 10時過ぎ三人で部屋を出て、都立大学駅に向かった。自由が丘で特急に乗り換え、菊名乗り換えでJR横浜線に乗り中山駅下車。と、ここがズーラシア最寄り駅ではなく、テータ的にはバス乗り場1番から乗って15分と言う事だが、連休最終日とあって渋滞に巻き込まれ30分以上かかった…。
 怜王も渋滞で少々退屈気味であったが、ズーラシアの入り口まで来ると「なんか おもしろそう」と目を輝かせた。
 ネット検索でズーラシアの諸々をチェックすると、動物の数であるとか特徴ある動物(もちろんアルパカは特徴的だが…)はさほどいるわけでもなく、さらに見て歩くルートが決まっていて、それに向かって逆行する人はいなくまっすぐ歩くという、少々退屈というか鬱陶しい感じ…。
 案の定「おなかすいた なんか たべたい…」となってしまい、園内のレストラン(http://www.zoorasia.org/guidance/shop/restaurant.html)に直行(この時点で全体の、2/3は見ていたと思うが…)するはめに。
 だがしかし、連休ということで、レストランの待ち時間は30分近かった…。怜王が待つことに限りなく飽きる限界を越えていたが、「びーふかれー がたべたい」を「みにかれー」に変更させたり、トイレに行かせたりいろいろ手を打ちつつ要約テーブルに着く。
 レストランの席はとてもゆったりしていて意外に落ち着けたし、美味(僕はカツ重、妻は広東風サンマー麺、怜王はミニ・カレーライス)しかった。
 出口が近くなると子どもたちが遊べる広場があり、ちょっと目を離すとどこにいるのか分からなくなるほどたくさんの子どもたちが、歓声を上げながら走り回っていた。怜王も30分くらいアスレチックなどで遊び回り、動物を見るより楽しそう(広いわりに、動物の数や規模が小さいように思えた…)にしていた!
 3時間ほどズーラシアにいて、怜王のもうひとつの目的である「ポケモンバトリオ」をやるだけで途中下車することが面倒な感じがしないわけではないが、渋滞に巻き込まれつつ中山駅まで行き、横浜線に乗り菊名のひとつ前の新横浜駅で下車しビックカメラの玩具売り場へ。
 玩具売り場のゲームスペースでは、比較的大きな子たちが多く、ポケモンではないゲームに興じていて1台しかない「ポケモンバトリオ」を独占出来怜王はゲームを堪能。再び新横浜駅から横浜線に乗り隣駅の菊名で東横線に乗り換え5時過ぎに帰宅。
 帰宅後は怜王と、ベイブレードバトルを。本当は原宿や下北沢辺りで日本カメラSさんから依頼されている撮影を進めたかったが、ズーラシアで街では撮れない被写体を沢山撮れたのでよしとしよう。
 『マルタのやさしい刺繍(http://www.alcine-terran.com/maruta/)』を、怜王が眠ったあとに見る。何だか『かもめ食堂(http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/)』につうじるモノを感じ、新しい方向性を提示してくれたように思える映画であった。
 この映画は妻が前から見たい思っていたと言っていたが、僕はこんな映画あるということも知らず、『かもめ食堂』や『めがね』と言った日本映画もあまり知らずにいたが、妻のセレクトでDVDのセレクトをしてもらう事が多い僕(僕が好きにセレクトすると、ジャン・リュック・ゴダールとかミケランジェロ・アントニオーニ、フェデリコ・フェリーニ、あるいはヴィム・ヴェンダーズやジム・ジャームッシュなどをセレクトしてしまう傾向にある…_)としては、意外性であったり趣味嗜好の違う世界を見る事が出来るので楽しい事なのである。
2010年03月22日(mon)  No.290

3月21日

 凄まじ強風が吹き荒れた昨夜、怜王は8時半過ぎに眠り、僕らはレンタルして来たDVD『パッセンジャーズ(http://www.sonypictures.com/homevideo/passengers/)』を見10時半過ぎには眠った。
 が強風は半端ではなく、深夜3時を回った頃に雨を巻き込み暴風雨となって猛威をふるい、凄まじい音が延々6時くらいまで続いた。
 暴風をどうする事も出来ないわけだが、ベランダに置いてある観葉植物たちの事が気になり、熟睡でいないまま5時半過ぎにベランダが一瞬の白昼のように光ったかと思うと、神奈川県方向からいままで聞いた事がないような音で雷が鳴り渡った…。
 風がおさまりつつある事を感じながら保どんど眠れないまま何時になっただろうかと柱時計を見ると、6時半。横を見ると怜王は頓着なく爆睡していると思ったら、ぼそっと「おとうさん あらしだね…」と言った。
 怜王が目を覚まし布団に入って来たがすぐに起きる事が出来す、6時40分いっしょに起床。怜王にずっと寝ていたのかどうか聞いてみると、「ぼくも ねむれなかった…」と言う。そんなしゃべり方を聞くと、ほんとに大きくなったなと思うのであった。
 怜王に牛乳カルピスを作ってあげすぐにベランダに出てみると、激しい強風で背の高い三鉢が倒れていたのですぐに直してあげた。倒れた鉢比較的背の高い後輩カメラマンのAG夫妻からもらったガジュマル(6年目)や雑誌ARAの撮影のおりNさんから分けてもらった宇宙薔薇(こちらは7年目 http://www.ara.go.jp/pr/200604/meijin/index.html)も無事で、ほっとした。
 怜王がMacでYou Tubeを見たいと言うので見せている間にシャワーを浴び軽く朝食をとり、弟からもらったCDプレイヤー”MP3”のバッテリーを充電したあと、ジョン・メイオール(http://www.johnmayall.com/disco.html)のアルバム『A SENSE OBF PLACE』を入れた。
 今日は『ワークショップ曽根塾(29回)』、調布開催の日。天候は雷の音を境に急速な回復を見せ、雨もやみ風もおさまった。この分ならワークショップの午前10時には、陽も射してくるに違いない。8時50分過ぎ、部屋を出る。
 東横線で渋谷に出て、井の頭線に乗り換え明大前(電車はおよそ15分遅れ。やはり強風の影響はあったようだ…)。さらに京王線に乗り、調布駅下車。集合時間の10時少し前に到着。
 10名の塾生と「1時間1本勝負(今日は1時間半)」で午前中調布の町をスナップして歩き、昼食後塾生のスピード仕上に出したプリントの講評をし、最近の写真を見、そして今回のテーマである「写真展に向けて」の主役のOさんKさん各々100点以上の作品を見、さらに最後に来たT社Cさんの作品を見て講評を。あっという間に6時が過ぎ、近くの居酒屋で懇親会。 
 10時過ぎまで歓談し、11時過ぎ帰宅。妻はまだ起きていたので(一度寝たと言っていた)、30分ほど話し眠ったのである。
2010年03月21日(sun)  No.289

3月18日

 18日の金曜日に終業式で19日の土曜日から春休みに入ると思い込んでいたが、昨日で年少さん年中さんは終業式。18日(今日)は卒園をする年長さんだけが登園ということで、今日から怜王は春休み。
 そんな春休み初日は6時半過ぎに目を覚まし、しばらくごろごろ布団の中でしてから怜王は起床した。今朝は意外に寒く僕は長袖のトレーナーを着たが、怜王は寒くないのか…長袖のシャツを着た方が良いといくら言ってもTシャツのままであった…。
 めずらしいことに朝ご飯を起きてすぐ、「おちゃづけがたべたい」と言った。栄養のないお茶漬けか思ったが、数日前まで食べ切ってしまっていたので、昆布だしと揚げ玉(大阪では「天かす」)と醤油でらしく作って出すとぺろりと平らげた。
 怜王はあまり食べる事に固執しない傾向にあって、「はんばーぐ」「ふりかけごはん」「かれ−らいす」「うどん」などと言うが、2才3才の頃よく食べていた納豆ご飯をあまり食べたいと言わなくなったのが寂しいところ。
 それにネギもブロッコリーも食べていたのに、最近ではめっきり緑色の野菜類を食べない…。しかしニンジンやタマネギは好きなようで美味しそうに食べてくれるのは良い。
 僕は小さい頃(いまでも生のニンジンには抵抗がある…)ニンジンの味覚が苦手で食べようとしなかったし、ピーマンやキャベツの類も美味しいとは思わなかったので気持ちは分かる。いつか食べてくれるようになるだろう。
 さて今日はDRUG18号のプルーフ(色校正)をチェックする日だが、DRUGのデザインをやってもらっているオフィスSのNくんが19日まで休暇を取っているため、同じくDTPをやっているNくんの先輩にプルーフを預かってもらっていて、僕ひとりであると校正も目が行き届かないかもしれないとDRUG創刊メンバーのYさんといっしょに見る事になっている。そんなわけで11時半過ぎ、部屋をでた。
 都立大学駅のホームに上がり、進行方向前方車両に移動しようとすると、月刊カメラマンの編集長NSさんとばったり。中目黒駅まで、雑談をしつつ。
 渋谷についてオフィスSに行く前に駅前のビックカメラに寄り、インクジェット用ペーパー「GEKKOグリーンラベル(8×10)」を購入。オフィスSに行くと、すでにYさんは到着していてDRUG18号のプリーフを見て赤を入れていた。僕も早速写真のチェックと、小説以外の文字校正をする。
 12時半過ぎYさんとオフィスSをあとにして、以前ふたりで入った和風レストランへ。昼食ののち新宿三丁目の「プレイスM」へ開催中の春日井市の「Ban Photo Gallery(http://www.ban-std.com/)」オーナーTさんの写真展「ダンスする夜 Part2(http://www.placem.com/schedule/2010/20100315/100315.html)」をYさんと見に行く。
 「プレイスM」を出て近くの「蒼穹舍」に立ち寄り、S氏の写真展「光/影(http://www.sokyusha.com/gallery/20100308_sekiguchi.html)」を見たあと、「伊勢丹」近くの「KS」に入り赤ワインを飲みながら歓談し帰宅。間もなく、日本カメラ編集部Sさんよりメールが。4月号に引き続き5月号の依頼も受ける。
 明日はH幼稚園に通い始めてはじめて、同じクラスの仲良し友だち数人と碑文谷公園で会う約束をした怜王。いつもは僕とか妻といっしょに公園に行って、ひとりで滑台やブランコそして砂場で遊んでいて少々寂しそうであったが、明日は気の合う幼稚園の仲間の会えるとあって怜王も楽しそうにして8時半過ぎに眠ったのである。
 さて今日は帰ってみると、先日注文しておいた「ホームベーカリー」が届いていた。これは前から家族で欲しかったモノ(基本的にパンには卵が使用されているものが多く、卵(とじゃがいも)をアレルゲンとする怜王なので)で、思い切って購入に踏み切った。
 怜王の夕飯は自己申告で「うどん」、妻はで届いたばかりのホームベーカリーで作ったできたての自家製パン!出来上がったパンをひと口食べさせてもらったが、とても美味しい!それに学大の知り合いの学芸大学のパン屋さん「M-SIZE」のパン同様、持ってみるととても重たい!ちょっと幸せな気分になれたのである。
2010年03月18日(thu)  No.288

3月16日

5時半過ぎ、「らちぇっとが だっしゅつできないよ…」という怜王の寝言で目が覚めた。声のする方を見ると、妻の布団に入って入るが、身体半分、それも背中が掛け布団から出ていた。ももう少しで起きる時間だからと思って目を閉じると、怜王が僕の布団に潜り込んで来た…。
 あと30分寝ていた方が良いよと言うと何やらぶつぶつ言っていたが、ラッキーなことに二度寝をはじめた。
 怜王が寝てくれたのは良いのだが、僕が眠れなくなってしまい、数分後にそっと布団を出て怜王のお弁当を作り始めた…。
 昨日の天気予報では、今日は「雨のち曇り」であったが、嬉しいことに晴れている。今日のジャベルでの撮影は基本的にC6のナビをとることになるので車内となるので天気は関係ないのだが、やはり気分的に雨より晴れの方が良い。
 お弁当を作っていると、6時過ぎ怜王が起きていた。最近ご飯もののお弁当を持たせると残してくるので、練乳のサンドイッチと、チキンナゲット、それにひとくちサイズのゼリーと洋風弁当をつくってみた。幼稚園は19日が終業式で、お弁当は明日まで。
 9時15分いつものように幼稚園バス乗り場へ向かうため、妻といっしょに家を出るはずだったが突然「といれ…」と言って一旦入り、すぐにでて来て「うんち…」と言う。15分に出ると言うのは余裕を持って出る時間なので、実際は20分に出ても9時半の幼稚園バスには間に合うので数分待ってあげた。そんなわけで、妻も怜王も慌ただしく玄関を出て行ったのである。
 9時40分過ぎ妻の帰宅と入れ替わりで、僕が撮影に出る。東横線で自由が丘乗り換えで大井町線に乗り、旗の台で池上線に乗り換え戸越銀座駅下車。戸越銀座商店街を中原街道方向に向かって歩き、中原街道沿いのジャベル(http://www.javel.co.jp/)へ。
 Tさんと某所に移動し、NAVIを装着したインパネ部分の撮影をし、来月のトップ写真のためにガナッシュのC6を撮影。TさんがC6で送ってくれると言うので中原街道を走り出すと、何とブラックのC6が脇を通り抜けて行った。
 それを見たTさんが「あのシス(フランス語で”6”)とこのNAVI、いっしょに撮れませんか?」と面白い提案を出してもらえたので、少し接近走行をしてもらい撮影をする。面白い写真が撮れたように思った。
 帰宅後は撮影して来た写真をフォルダに移し、コダックフォトスクールの撮影実習で撮影した写真のセレクトそして加工を行う。今回はGXRで撮影をしたので、持って行く方法はプリントである。
 キッチンへ戻りふと窓の方を見ると、怜王が幼稚園で同じクラスの女の子からもらって来た、桜の小さな枝(園庭に折れて落ちていたらしい)からつぼみが出始めていたので、陽の当たるベランダに出した。
 昼を過ぎた頃より天候が下り坂になり、1時を回った頃より曇天となった。陽が陰るとTシャツでもいられるほど暖かかった気温が、下がり始めた。それに暗くなって来て、嫌な感じ…。
 2時半過ぎに怜王が帰って来て、妻が卒園する同じバス停から乗る二人の女の子のためのプレゼントを買いに出かけた。
 その間怜王と僕は『ラチェット&クランク4』を、難しい所は僕がやってあげつつ先に進めるたりして過ごす。
 6時過ぎDRUGのDTPをやってくれているオフィスSのNくんから、「18日の午前中に色校正が出ますので、校正お願いします」との電話連絡が入った。スケジュール的には「色校は3/18(木)の午前中には届く予定です。3/18と19の両日でご確認いただき、3/23に修正して印刷所に戻し」で、「3/30 or 31納品(寄稿者へ)」。
 DRUG18号は2月20日に原稿の締め切りをし、22日に僕の方の寄稿者の写真の入稿。DRUGの写真はYさんの友人関係と、Oさんの小説やコラム等の関係の人がいるので、僕だけの事では進行しない。がともかく、Nくんからの連絡で、色校から納品までのスケジュールが出てほっとした。
 怜王は夕食を食べ、お風呂に妻と入り8時半過ぎに眠った。いつもならそれぞれMacに向かったりして時間を過ごすのだが、今日は久々にレンタルビデオショップで5本DVDを妻が借りて来たので、妻のセレクトで新作の『私の中のあなた(http://watashino.gaga.ne.jp/)』を見る。
 スタートして子どもが白血病…、それも癌であるというヘビーな出だしで…、何とも見る気力がなくなってしまったが、映画の途中でちょっと明るいシーンがあってそれを見ていたら、案外良いかもしれないと思い直して最後まで見る。
 が何とも言いがたい、死に関する尊厳的な映画であった。キャメロン・ディアスもシリアスな演技(どうもキャメロン・ディアスや、メグ・ライアンは奇麗なのに三枚目的なイメージが何処かにあるからかも…)で、好演。
 映画を見終わりふと自分の子が生まれた時から致命的な病気であったら…などと思うと、胸の奧の方でズキッと痛みが走る…。病が絡む、それも、子どもの病を扱う映画や小説は、何とも切ない、背筋が伸びる思いがするのであった…。
2010年03月16日(tue)  No.287

3月15日

 今日は朝か日記を書くつもりはなかったのだが、いろんなことがあって(幼稚園に出かけるギリギリの時間に、行きたくないと言い始め数分「言ったら楽しいよ」などと怜王言ったり…)たが、どうにか妻といっしょに行かせることに成功。
 そんな今日いつもと違う怜王の一面が、如実に出た。それはどんなことかと言うと、言葉のことで、以下のようなことがあったので少々記しておきたいと思う。
 「おとうさん こくごの ”ご”のつぎは なな はち?」と真剣な顔をして昨晩お風呂に入る前に怜王が聞いて来た。「こくご」と言うのが何なのか微妙だったのは、数字の「五」のことを言っているのかと思い「ご」の次は日本語だったら「六」というと、「そうじゃなくて… こくごの”ご”は なんなのかきいてるんだよ」と少々憤慨気味に執拗に迫って来る…。
 何のことを言っているんだろうと思っていろいろ考えたが、数字のことだけではないようで、「ご」についてとても疑問に思えることがあるようだ…。
 けっきょく僕は怜王に納得してもらえる答えを出せないまま、妻が先に入ったお風呂に怜王を入れた。
 お風呂からでて来て、再度確認のため怜王の言うこくご の ”ご”って、もう一回説明してくれると言うと、お風呂に入る前と同じようなことを最初は言っていたが、「”ご”とつぎの”いち”でろく?」と言う。なるほど!怜王は、足し算のことを言っていたのだ!
 「こくご」ではなく「たしざん」で「五」と次の「一」をたしたら、「六」だよというと、顔がぱっと明るくなり、まさにそのことをさっきから言っていたと言わんばかりの表情になった。
 大人は数字の計算で「足し算、引き算、かけ算、割り算」というシステムを把握しているが、怜王にはまだそれが何なのかを知らずに何処かで耳にしたり友だちが言ってたりしたことを、素直に僕らにぶつけて来たのだ。
 「こぐこの ”ご”」と言ったとき僕想像した「国語」という言葉ではなく、怜王には「こくご」は足し算って何?と言うことだったと言うことが分かり、ふーっと息をついたのである。
 そして今日はこれですべてが終わらず、ギャオで放映している「だいふくさん」を、かなりファンキーに怜王が絵にし、目の大きさちょっとした口の角度、ふち有りふちなしでこれほど個性が出せるのだなと、あらためて怜王の目と感性に言葉を飲み込んだ。。
 さて明日は天気はよくないようだが、C6に「美しくナビをセティング出来たので撮影をお願いしたい」とのメールをもらったので、明日はナビ装着のシトロエンC6を撮りに行く。楽しみだ。
 今日は日記を休もうと思ったが、こんなに面白い、それも怜王の進化に繋がる諸事情が展開されたので、書き記しておくことに!
2010年03月15日(mon)  No.286

3月14日

 6時過ぎ、目が覚めた。横を見ると、僕のまくらの端に頭をくっつけ、怜王が爆睡していた。その寝顔はとても気持ち良さそうだったので、起こさないようそっと布団から出た。
 昨日帰宅したのは零時を回っていて、眠ったのが零時半くらいなので睡眠時間は5時間半。もともと5時間ほど眠れば(熟睡出来ればだが…
)大丈夫な体質で、いくらお酒を飲んでかえっても5時間ほどの眠りでで今だに身体が休まること、目が覚めるとお酒も残っていない状態で動き回れる自分の身体の新陳代謝の早さに驚く。
 さて今日は昨日の僕の反対?で、妻が友だちと会い1日外出する日。12時半過ぎに妻は出かけた。妻が出て行くのを見ながら、怜王は「らちぇっとあんどくらんく3 かいに ゆくよね」と何度も繰り返して言う…。
 僕はと言えば今日中(日曜日中にと言う意味)に月刊カメラマン誌のweb用の原稿を入稿しようと思っていたので、最終チェックをしていて少々余裕なし。だがしかし怜王が執拗に迫ってくるので、ひとまず3を買うために、怜王といっしょに隣駅の自由が丘へ。
 直行で”BOOK OFF”へ行き、『ラチェット&クランク3』を探す。だがしかし3はなく、あったのは1と2と4。
 とはいえ怜王の目は”4”に釘付けで、さっと手に取ると、パッケージの裏表をじっくり見「ぎりぎりぎんがの …ぎがばとる ふぉーす だって! すりー じゃなくても これでいいか!! かおっか!」とご機嫌。
 パッケージには、「ディスクにキズあり(再生には支障ありません)表示価格より200円値引き」とある。値札は1550円で、−200円と言うことは1350円。妻から借りた”BOOK OFF”のポイントカードのポイント(260円)を使用すると値段は1090円。
 そんなわけでこれくらいの値段なら良いか、と言うわけで『ラチェット&クランク4ーギリギリ銀河のギガバトルー(http://www.jp.playstation.com/scej/title/ratchet4/)』をゲットし怜王はうきうき気分で速効帰宅。
 怜王は一目散にプレステの前に行き、買って来たばかりの『ラチェット&クランク4ーギリギリ銀河のギガバトル』をやり始めた。
 20分くらい夢中でやっていて、僕もどんな感じか時々のぞいてみたりしたのだが、どうも今までの進行と違う時間内に何かをクリアしなければならないというトラップものがのっけからあって、それが怜王的には嫌な感じなのであろう、「ちょっと つまんない…」と言ったり…。
 しかしゲームにはそう言った部分は常につきまとうわけで、それでも面白かったのが怜王的には『ラチェット&クランク』だった。それなのでやれば出来るのは見ていて分かるのだが、実際怜王が困っているのを見かけてちょっとかしてごらんとコントローラーをかしてもらってやってみると、確かに嫌なトラップでコントローラーの使い方を習得してからでないと出来ない部分なのであった。
 それは単純にコントローラーの十字キーの使い方だったり、右スティック左スティックの操作感だったりするわけだが、特に右スティックの移動を”右にとか左に”と言うイメージが、現実的な操作感では反対っぽい感じで右に行きたいと思ってもなぜか主人公のラチェットは左に行ったりするわけで…、どうにも先に進まないと言う状況が、はじめてすぐにやって来たのである…。
 このラチェット&クランクも含め、すべてのアクションゲームjはRPGなどでは、なにがあっても切り抜けなければならない(先に進めない)箇所が随所にある。やってあげたいと思うが、非常に面倒と言うか嫌な感じ?
 何度かトライしているうちに、ひとつの法則のようなものを見つけたので、明日怜王が幼稚園に行っている間にでも”法則”を実践してみようと思うのであった…。
 そんな怜王は7時半過ぎにいっしょに風呂に入り、出た後数日前からハマっているアニメ『ハートタッチ プリキュア(http://asahi.co.jp/precure/)』。
 二人の女の子が出ているアニメなのだが、前の『フレッシュ プリキュア』の時も意外に見ていてこうした女の子が主役のアニメも好きなのだななどとおもっていたが、今回の『ハートタッチ プリキュア』では、さかんに「かわいい かわいい」と照れながらも言うのである。
 にこにこしながら可愛いと言うのでどっちの子が可愛いかなというと、「つぼみも えりかも かわいいんじゃの」などと大人びた口ぶりで名前もしっかり覚えていた…。正直怜王が口にするのでちょっと検索してみたことはあるのだが、実際ネットの動画サイトで見てみると、確かにふたりとも可愛い!5才の男子は、女の子のことが気になって来たのである。 
 夕方になって夜のご飯の準備をと思いつつカレーを作っていると、「おれも かれー」などと言う。俺じゃなくて僕って言えばと言うと、「ぼくって いいづらいんだよね…」と言った。最近ではラチェット&クランクのクランク(ロボット)の言い方をまねしていて、「まじ やばいっす!」などと言ったりする。
 自由ケ丘に行った帰りの電車の中で、『ラチェット&クランク4』のパッケージを見ながら3回ほど「まじ やばいっす!」と言っていて、向かいに座っていたおばさんが口を抑えてクスクス笑っていた…。
 何で「まじ やばいっす!」なのかと思ったら、パッケージの裏に『ラチェット、絶体絶命っす(マジでヤバイ)!』と大きな字で書かれていた。つまり「絶体絶命」が読めないので「マジ」と「ヤバイ」と絶命っすの「っす」がいっしょになって「まじ やばいっす!」になったようだが、悪ガキっぽいしゃべりでも、怜王が口にすると妙に面白可笑しくもあるのであった。
 カレーを食べてお風呂に入れて、8時半過ぎ怜王は眠った。怜王が眠った後はキッチンにおいたiBook G4で日記を書いたり数名にメールを送信したり。
 零時少し前、いまから帰ると妻からメールが携帯に入った。出て行った時間も帰宅時間も、昨日の僕とほぼ同じくらいであることが妙に可笑しかったりした。妻が帰宅後、少し話しをし12時半過ぎに眠った。
2010年03月14日(sun)  No.285

3月13日

 6時過ぎ、目が覚めた。風はあるが、ひとまず晴天であることを確認し、ほっとする。怜王もまだ眠っているし、もう少し眠りたい気もしたがそのまま起床。朝食の支度をはじめる。
 7時を回った頃怜王が目を覚まし、無言でキッチンへやって来た。そして作っておいた牛乳カルピスをひとくち飲むと、「おしっこ…」と言ってトイレへ小走りに向かった。
 僕の日常は怜王に起こされても起こされなくても、だいたい6時から6時半の
間に起床するように出来ているようだ。これが夏になると、怜王が5時くらいに目を覚ますことになるので、少々早起きになる。
 怜王がiBook G4で、『ラチェット&クランク』の動画を”You Tube”で見たいと言うので見せてあげ、その間にシャワーを浴びる。
 12時少し前コダックフォトスクールの撮影実習のため、湯島へ向かう。東横線で中目黒まで行き、日比谷線に乗り換え、日比谷駅でさらに千代田線に乗り換え湯島駅下車。1番出口より地上に出て、旧岩崎邸庭園(http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html)チケット売り場へ。
 受講生と合流し、まずは岩崎邸内部へ。岩崎邸庭園へは今日で3回目だが、NHKの大河ドラマの関連で(http://www.tokyo-park.or.jp/event_search/detail/e_search_dt000713.html)であろうか、たくさんの入館者であふれかえっていて、学芸員の数も警備の人の数も多くみんな妙にピリピリ…。
 入り口を入ると、「2階に上がって下さい」と見る順路を誘導。立ち止まると「立ち止まらないで下さい」壁に肩が触れると「触らないで下さい」と執拗に警告を発するのであった…。
 1時間後に旧岩崎邸庭園を出て、湯島天神(http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm)へ。女坂から撮影しつつ境内に上がると、出店がたくさん。入学、卒業のシーズンの人出で羽織袴の女子学生や猿回しなどが行われていて、いつも広々と厳かな境内はごった返していた。
 3時半に集合ということにして、湯島天神を一回りした後界隈へ。天神周辺はひっそり静まり返っていて、クルマの通りも少なかった。
 集合ののち懇親会ということで、千代田線湯島駅近くの居酒屋へ全員で。3時半過ぎでものれんがかかっているあたりが恐ろしい気もするが、ともかくテーブルを寄せてもらい10名(ひとり欠席)全員座り写真談義。今日は久々の晴天の上で、暖かい良い1日であった。
2010年03月13日(sat)  No.284

3月12日

 6時過ぎ「らちぇっとあんどくらんくすりー はやくやりたいな…」と言いながら、怜王が目を覚ました。昨日幼稚園から帰って来て間もなく、『ラチェット&クランク2』の最後のボスを倒し見事にクリアしたので『3』をやりたいと言うのである。
 『ラチェット&クランク』は古いゲームなので、すでにプレステ2用で4本、さらにプレステ3用で『ラチェット&クランク FUTURE 』、『ラチェット&クランク FUTURE 2』の2本が出ている。 今は”Book off”という格安で中古ゲームソフトを販売している所があるので、正規の値段でなく250円(ラチェット&クランクの1はこの値段であった)くらいから購入可能である。だがしかし、すぐに買ってあげるのもなんなので、少しだけ待ってもらうことに…。
 9時15分過ぎ、妻といっしょに怜王は幼稚園へ。今日は新型インフルエンザの影響で昨年秋にやるはずだった運動会(規模を縮小)がある日。妻はカメラを持って見に行くが、僕はGXRを持って撮影へ行かなくてはならないので欠席…。
 妻と怜王を送り出してしばらくMacに向かい、10時過ぎに部屋を出た。目的はりんかい線東京テレポート駅近くの某所へ。
 1時間ほど撮影をして、再びりんかい線に乗り込み新宿へ。街をスナップしつつ、新宿御苑近くのプレイスM(http://www.placem.com/)へ。春日井市のBAN PHOTO GALLERY(http://www.ban-std.com/)オーナーのツジさんの写真展を見るためである。
 時間が早いせいかギャラリー内見ている人は僕ひとりで10分ほど見て芳名帳にサインを入れながら何気に自分の前にサインをした人の名前を見ると、四ツ谷三丁目にあるギャラリーROONEE(http://www.roonee.com/)オーナーSさんの奥様であった。
 ツジさんの作品はデジタルで撮影した夜の植物たちであったが、粒子の荒れならぬ撮像素子の崩れた感じが妙に荒涼としていて、気が張りつめた感じがぴりぴり感じられる作品ばかりであった。
 帰宅するとすでに、妻と怜王は帰っていた。で、お弁当が「たべられない…」とかいうことで、早めにいっしょに帰って来たらしい。とは言ってもいつものことで、帰ってきたらあれが食べたいこれが食べたいと言う。
 夜になると「きょうのよるは かれーがたべたい」などと言ったりする。もちろん食べたいと言うものは作るし、特にカレーは野菜をたくさん入れられるので、ふだん野菜を口にしない怜王にとってカレーは栄養の補給源なのである。
 さて妻はと言えば昨日の朝など起きる時にめまいがしたり、ふらふらしたりと調子が今ひとつ…。昨日などは今朝より深刻な感じで起きて来て、「サプリメントを買って来てくれる?」と言うので鉄分の錠剤サプリを購入して来たが、妻的にはドリンク剤の方が良かった(というより、ドリンク剤を買って来てと言ったようなのだが、僕には普通にサプリメントにしか聞こえなかったのでドラッグストアで錠剤を購入した…)のである。
 ともあれ家族の中の誰かひとりでも気分が悪いとか調子が悪いと言う状況になると、全員調子が今ひとつ悪くなってしまうのでどうにか妻の調子は現状維持からそれ以上に持って行かなくてはならない。
 それでも妻はやはり体調が優れないようで、3時くらいに駅前のH病院へ行った。早い話しが「貧血ではない」という診断をもらって帰って来て、貧血じゃなかったら何なのだろうとふたりで考えたり…。
 こうしたことにはいろいろなことが複数絡み合っているはずなので、どうしてと言うことの答えを見つけ出すのは容易ではない。
 さて怜王はというと、僕らの調子は今ひとつでも常に快調にのびのび遊び続けているわけで、そんな様子を見ているだけで僕は癒されるのであった。
2010年03月12日(fri)  No.283

3月10日

 6時半ころ怜王が大きくのびをして、伸ばした腕が枕元に積まれた玩具類に何度か当たったその音で目が覚めた。今朝は「もうおきたい」とか「まだおきないの」とは言わずに、ひたすら布団の中でごろごろ動き回って(寒いの布団から出にくいのだが、外が明るくなったら起きたいのである)いた。
 いっしょに起きてまずは牛乳カルピスが飲みたいと言うので作ってあげると、いつもならゲームがしたいと言うのだが今朝は「きのうのがみたい…」と妻のMacのモニターを指さした。”Gyao”で見つけた「だいふくさん」というアニメが見たいと言う。
 しかし妻のMacを使うわけにも行かないので仕事用に昨年購入したノートパソコン”dynabook”をキッチンのテーブルに乗せて見せることに。
 怜王のお弁当を作り終えた後、昨夜届いていた日本カメラSさんからのpdfをチェック。最終校正をして、このまま進めてもらうよう返信メールを入れた。
 今日の怜王は朝ご飯もちゃんと食べ、ひと通り「だいふくさん」から「ラチェット&クランク2」などをやって9時15分過ぎ妻に連れられ元気に幼稚園バス乗り場へむかった。
 どんよりしていた空は、10時を過ぎた頃より陽射しが見え隠れして来た。相変わらず気温は低いが、陽がさすと射さないとでは気分的に違って、撮影後に書こうと思っていたカメラマンWeb用の原稿が書けるような気がし、まずはデータ集めからとMacに向かった。
 妻はと言えば昨日僕がやっていた怜王が難しがっているプレステゲーム「ラチェット&クランク2」の箇所を帰宅後からやり始めた。
 部屋は常に朝起きた時からJ-WAVEを流しっぱなしで、寝室からはゲームの音とけっして静かな環境にないが、なぜか今日は書くことに集中出来て1時過ぎには信じがたいことだが書き上げることが出来た。
 もちろん写真は撮りおろさなければならないカットがあるので、依頼されたごとをフィニッシュしたわけではないが、原稿が終わったと言うこの開放感は確実に撮影に反映すると思う。
 毎度のことだが怜王が幼稚園に行っている9時半から2時半までが、僕らが自由に出来る時間帯で、常に怜王が帰ってくる前にどうにかしようという気持ちがあってそれに後押しをされるように気持ちを集中させなければならない。それが今日はすべて良い方に向かった、ということであろう。
 ともかく原稿だけでも先行してと推敲を何度か重ね、2時過ぎにガメラマン編集部Kさんあてにメール添付で送信。20分ほど経過したのちKさんから返信が届き、原稿の入稿完了となったのである。
 2時40分、妻といっしょに怜王が帰って来た。妻がゲームを進めてくれておいてくれたことが嬉しかったのか機嫌良く、手を洗っておやつを食べて自分でゲームをするかと思えば、「おかあさん やって!」と妻にやってもらって自分は観戦。
 いつも思うことだが、自分がゲームをしなくても楽しそうにしていられると言うのが分からない。いっしょにやっているとか、自分と同じことを僕らがやっていることに対する面白さのようなものを感じているのだろうか?
 夕飯を食べた後、久しぶりに怜王といっしょにお風呂に入る。浴槽に浸かると怜王は「しりとり しようよ」と言った。そして最初に僕が言うことになり、「りんご」と言うと「えぇと… りぼん」と言うのでしりとりは最後の言葉でつなげて行くんだよというと、少々不思議な顔をしたあと「ごはん」と言う。
 最後に「ん」がつく言葉はいうとまけだよ。。日本語には「ん」で始まる言葉がほとんどないからねと言うと、またまた不思議そうな顔をしたがすぐに分かったようで「ごりら」と言った。
 怜王が生まれてからどうやって寝ている状態から寝返りをうつのか、どうやって座るのか、どうやって立ち上がるのか、どうやって伝い歩きをするのか、どうやって歩き始めるのか、どうやって言葉を覚えて行くのかと何かあるにつれこの日記に書き記して来た。5歳になってもうあまり記録することもなくなったと思っていたが、まだまだあるようだ。
2010年03月10日(wed)  No.282

3月9日

 今朝はめずらしく6時になっても6時半になっても怜王は目を覚まさず、いつから潜り込んだのか妻の布団の端で爆睡していた。
 こんなとき僕の方が先に起きるのが常で、6時半過ぎに起床し、怜王のお弁当作りをはじめた。ご飯を炊きお弁当箱にご飯を盛ろうとしているとき、「ねぼうしちゃった…」と苦笑いをしながら怜王が起きて来た。時計を見ると7時をまわっていた。
 毎朝これくらいの時間に起きてくれるといいんだけどねと言うと、「え…」と不本意な表情をしつつ、僕が起きた時にすでに作っておいた牛乳カルピスを怜王は美味しそうに飲んでいた。
 昨日は午前中タムロンの社内報用「写真講座」の原稿の推敲とデータ入稿を行い、午後から「カメラマンweb」用の原稿の準備をしたりし、夕方GXRを持って近隣散歩でスナップをした。
 帰宅する前1階のポストをのぞくと名古屋在住の後輩カメラマン北田友二くん(http://www2.odn.ne.jp/nekomanma/)から写真展のDM「さくらねこ(http://www.necomachi.com/gallery/g_nekomachi.htm)」が届いていた。家族で見に行こうと思う。
 それにしても今日は寒い。今年は寒の戻りが長過ぎるような…。それでも1週間予報を見ると天気が悪くて寒いのは、今日明日くらいで、木曜日からは晴れて暖かくなるようだ。
 11時過ぎ、妻が「コンタクトを買い行った帰りに怜王を向かえに行って来る」と言って出かけた。僕は資源ゴミや可燃ゴミを1階駐車場脇のゴミ置き場に持って行き、部屋の掃除をしてからカメラマンweb用の原稿の構想を練り始める。
 だが今朝出がけに怜王がやっていた「ラチェット&クランク2」、どうしてもクリア出来ない洞窟内のグライダーでの飛行とイエティが多数出没する雪景の中にある「ボルト」の採掘が気になってしまい原稿がはかどらない…。
 仕方がないので、昼過ぎより「ラチェット&クランク2」をはじめた。グライダーを30分ほどかかってクリアし、ボルト採取も30分ほどで完了。これで面倒な箇所は終わったと、少し遅い昼食をとり再びMacに向かっていると怜王が帰って来た。
 怜王にゲームの経過を言うと目を輝かせて、さっと手を洗っておやつも食べずにテレビの前に行き「ラチェット&クランク2」をはじめたのである。
 3時半過ぎ今日の夕飯は何にしようかと妻と話すと、「寒いから鍋かな…キムチが残ってるからキムチ鍋」ということで、買い置きのない白菜や豚肉などを購入しに東急ストアへ。外はかなりの冷え込みで、真冬のよう…。
 夕飯を食べそれぞれ怜王はテレビで最近ハマった「爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア シンクロニシティ(http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/bakugan/)」を7時から見始め妻と僕はお互いMacに向かった。ふと妻がベランダにに出て外を見ていたが「あっ!屋根が白い…」というので、僕も怜王も続いてベランダに駆け寄り外を見ると、何と雪…。寒いわけである。
 雪を見た後再び怜王をはアニメを見ていたが、ふと様子を見ると幼稚園の帽子をかぶっていた…。僕は帽子が似合わず…ほとんどかぶることはないが、怜王は帽子だけではなくタオルでも何でも頭にかぶれるものは何でも似合う。うらやましい…。
 そのあと、妻がネットで見つけた「だいふくさん(http://gyao.yahoo.co.jp/p/00044/v01135/)」というアニメに怜王は思いっきりはまり、お風呂に入って出てからも見ると言うので8時半過ぎまで怜王は起きていたが、これが最後(ワンストーリー5分ほどなのだが、そう言う前に面白がって見た数は20ストーリーほど…)だよと言って「一話」見た後布団に潜り込んだのであった。
2010年03月09日(tue)  No.281

3月6日

 このところ続いている怜王の早起きは今日も同様で…、5時頃「ふとんが あつい…」などと言いながらごろごろし始め、何やらぶつぶつ口にしていたと思うと僕の枕に頭をくっつけて来た。 こんな時間に起きたくないと思っていると、伸びをした怜王の右手が仰向けに寝ていた僕の左目にヒット…。無防備なのでこれは痛く…怜王に背を向けまだ起きないよと言ってはみたが、怜王は起きる気満々でしばらく僕は無視していたが怜王の起きろ攻撃に撃沈…。5時半過ぎにやむなく起床したのである…。
 怜王にりんごジュースを飲ませたあとメールチェックをすると、DRUGvol.7とvol.13の2冊同じ人から注文が入っていた。時折こうして注文が入るのだが、どこかでDRUGを知って興味を持ってもらえたと思うのでとても嬉しい。さっそく返信を書く。
 今朝の怜王はいまひとつのようで…朝ご飯を食べないと言ったが、「おちゃずけ だったらたべられる」と言うのでお茶漬け(鮭茶漬け)を出すとさらっと完食。やはりのどの調子が今ひとつのようで、固形物を受け付けないようmである。
 さて8時を回った頃、妻が「咽が痛い…」と言う。昨日まで元気であったが、どうしたことか?と言う僕も治ったようで治っていないような感じで咳払いは相変わらず出ているし、怜王もいまひとつのどあたりをむずがっている。
 つまり家族3人全員が、のどに痛みや違和感を抱えていると言う未だかつてない状況なのである。かといって寝込むほどではない。
 ともかく朝怜王をバス停まで連れて行くのを僕が引き受け、9時15分過ぎ怜王といっしょに部屋を出た。帰宅すると妻は「11時くらいまで眠る」と言って座椅子に座った状態で布団を身体にかけて眠った。
 僕はと言えばDRUGの発送の準備やタムロンの原稿の構想を練ったりし、そろそろ妻を起こさなければと言う頃数日前妻に教えてもらってiBook G4にブックマークした「青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)」を携帯サイトからURLを打ち込んでお気に入りに登録。
 これで電車の中などで、携帯で小説などを読むことが出来る訳だ。まずは芥川龍之介の「悪魔」を読んでみようと思う。
 11時20分、眠っている妻を起こす。妻は「半に起きようと思ってアラームセットしてた…」と言って起きて来た。顔色は悪くない。12時過ぎ少し早めに出て、マクドナルドに寄りハッピーセット(今回はドラえもんグッズであるらしい)を購入したあと怜王を向かえに行って12時半過ぎに帰宅。
 1時過ぎ、3月開講コダックフォトスクールの、初日の講義のため銀座の講義会場へ向かう。今回の受講生は事務局からの報告(1週間前)では9名であったが、行ってみると10名。
 コダックフォトサロンのKさん事務局のHさんの話しの後、バトンタッチし少々話しをしてからすでに知らせてあったふだん撮影している写真をひとり10点ほど持って来てもらっているので、その作品を全員で見る。
 途中5分ほどの休憩を入れたが、あっという間に時間は経過し4時30分に。次回は1週間後撮影実習を旧岩崎庭園(http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html)スタートで行うので当日待ち合せ場所や時間等の確認と説明をして初回講義を終了した。
 東急ストアに寄って買い物をして、5時半過ぎ帰宅。怜王は「ラチェット&クランク2」をやっているなと思って何気に怜王を見ると、どうも雰囲気が違う…。何が違うのか…と思ってじっと目を凝らすと、前髪がざっくりカットしてある…。
 妻に聞いてみると、ふと気がつくとハサミで切っていたのだと言う…。幼稚園で髪の毛が目に入るとか、長いと言われて来たのかも知れない。このままでは前髪と横そして後ろなどのバランスが取れないので、夜お風呂に入る前にサボと散髪用ハサミでカット。
 お風呂から出て来た所を、記録用に1枚写真を撮る。なかなか精悍で、男の子っぽい!意外に短髪、似合うかも!
2010年03月06日(sat)  No.280

3月5日

 5時過ぎ怜王が目を覚まし、掛け布団をかけたまま頭だけを僕の枕の端に乗せて来てきた…。起きたくてしょうがないようでさかんに僕の背中を押したり手で腕を引っ張ったりしはじめたが、しばらくの間知らんぷりで寝ているふりをして様子を見ていた…。
 一瞬怜王が二度寝をしたように思えたがそれは甘く…、5時半過ぎ独り言のように何かを口にし始めるとこちらが落ち着かず根負けしていっしょに起床したのであった…。
 起きてみると、思いがけず今日は晴天であるような!日本カメラSさんから依頼のあった仕事は無事撮影し原稿も入稿済みだが、もう1本タムロン宣伝部Sからの仕事は天候待ちしていたのだが今日撮れそうである。
 イメージ的に撮影場所は自由が丘と思っていたので、怜王を幼稚園に送り出した後街が動き始める前に撮影に出ようと怜王のお弁当を作りながら画策する。今日の撮影はめずらしく?、デジタル一眼レフ(たぶんD90)使用である。
 今朝の怜王は朝ご飯をがんとして食べたがらずに困ったが…、いくつか候補を挙げた中「お茶漬け」に反応したので「のり茶漬け」を出してあげるとあっという間に平らげた。かさかさぱさぱさしたものを、飲み込みたくない(肉なども噛み切れずにずっと口の中でガムのようにかんでいて、しまいには「らべられない…(飲み込めない意味)」ということがある)のかも知れない。
 ともあれ時間とともに気温が上昇した9時15分過ぎ、妻に連れられ幼稚園バス乗り場へ怜王は元気よく向かったのである。
 ふたりが出た後妻がやりかけていた洗濯物をベランダに干し、撮影に出掛ける準備をした。そして素晴らしい晴天で、気分的にD90ではなくD5000にタムロン17-50mmf2.8を装着し妻が帰って来た40分過ぎに撮影に出た。
 東横線で隣駅の自由が丘に行き、イメージしている絵柄が撮れるであろう場所へ向かう。何でこんなに早い時間にと思われるかも知れないが、この時間帯まだお店は開店前でお客さんの出入りがないのと陽が微妙に斜光なのでこの時間がもっとも希望にあった条件下で撮影が出来るからだ。
 1時間ほど撮影し、11時半帰宅。画像をMacに取り込み、フォルダに保存した。撮影カットは134カット。今日の撮影で、仕事の半分(あくまでも写真のみの話しで、原稿はまだ1文字も…)は終了したことになる。
 さて後の半分の写真はと言うと諸事情により撮りおろすことが難しいので以前撮影したストックからセレクトすることになるわわけだが、ファイルを膨大な量閲覧しなければならないのが辛い所。
 それでも10カットほど思い描いている写真があるので、時間との闘いではあるがCDやDVDに保存してあるデータをMacで読み作業をコツコツ行いどうにかそろえることが出来た。こうしているうちに、あっという間に怜王が幼稚園から帰って来たのである。
 ここからはゲーマー怜王と化す訳だが今日はなぜか妻が主導権を握っていて、それを見守る怜王ははしゃいだり妻の動きを批判?したりとけっこううるさい…。
 夜になって、月刊カメラマン誌Kさんからメール。めずらしくWEBの仕事であった。納期に余裕があるようなので、受ける(タムロンの原稿を数日中に書かなければならないので…)ことに。
 夕方になって、近隣スナップ散歩。明日以降天候が悪化するとは思えないような空だが、7日の日曜、昨年秋に出来なかった(新型インフルエンザの蔓延で…)運動会をやることになっているが、予報は雨曇りで降水確率40%だが雨のち雪マーク…。どうなるだろうか。
2010年03月05日(fri)  No.279

3月3日

 3月に入ってすぐ怜王の呼吸が微妙にひゅーひゅーし始めて、1日様子を見たが昨日の朝も微かにひゅーひゅーなっているので幼稚園を休ませ妻が学芸大学のクリニックに連れて行った。
 怜王は熱が出ても足の指を骨折(5ミリくらいの小さな骨折をしたことがある…)しても、走り回るしそうなっていることをあまり気にしないので風邪をひいても呼吸がひゅーひゅーいっても取り立てて何と言うことはないと言った顔をしている。
 僕らにはっきり分かるように調子が悪いとか言ってくれれば良いのだが、ほとんどそうした授与今日にあっても口に出さないのでなかなか察することが出来ない時もある。
 アレルギー体質(5歳になった頃から抵抗力が出て来たのか、あまりかゆがらないし湿疹も出なくなって来ている)ではあるが基本的に体力があり、生まれてから大変だ!と言うような病気は1度もしていない。
 クリニックから帰って来た時も、取る物も取り敢えずプレステの前に行き「ラチェット&クランク2」をやり始めクリニックでどんなことがあったとか言う話しはまったくしない。妻に聞くと、「すこし喘息の気がある…」と医師が言ったらしい。
 怜王のアレルギーも食物アレルギーだけではなくハウスダストもかなり要因であると診断されているのでいつ喘息になっても不思議はないのだが、そこは体力のある怜王と言うことで僕らとしては部屋の掃除やシーツ布団などを基本的にクリーンにしておくよう心がけているのであった。
 そんな今朝僕はなかなか起きることができなかったが、怜王はしっかり6時半過ぎに目を覚まし一度僕を起こしたがもう少し眠りらいから先に起きててというとぐずることなくそのまま起床しキッチンで「ラチェット&クランク2」の説明書を飽きもせず読んでいた。
 7時過ぎ起床。起きてみて怜王を昨日喘息気味で幼稚園を休ませ病院に連れて行ったことを思い出し、背中に耳を当てて呼吸を聞いてみたが息がひゅーひゅーする音は聞こえなかった!
 今日は幼稚園が休みなのは良いのだが、碑文谷公園内にある体育館でのインドアテニスの日)。今日だけ太陽が顔を見せていて暖かいが、念のため外出と運動は避けたいのでインドアテニスも(全10回の最終日)だが休ませることにした。
 午後になって、リコーHHさんとメールのやり取り。そしてタムロン宣伝部Sさんと、電話で打ち合せ。
 夕方陽がまだ落ちない時間帯に、GXRに50mmのユニットを装着して近隣散歩。設定はすでにデータを入力済みのMY2(マイセッティング)で、「アスペクト比1:1モノトーン」ISO200(ちなみに50mmユニットのデフォルトの感度はISO200で、24-74mmユニットはISO100)。この組み合わせはフィルム時代の、「二眼レフ+モノクロフィルム(トライX)」で撮影しているような錯覚に陥らせてくれる。
 また液晶ビューファインダー装着で、接眼部を起こす感覚はほぼ二眼レフ。デジタルになってファインダーを覗かずに液晶モニターで見るというスタイルは、ウエストレベルファインダーのピントグラスを覗く感じに限りなく近いと言う点も僕がコンパクトデジタルカメラを好む理由なのかも知れない。
 今日の怜王は基本的に「ラチェット&クランク2」三昧で、妻も僕も難しい箇所を手伝ったりと家族ぐるみでゲームを…。ともあれ怜王に体力があり、大病をしないことに感謝なのであった。
2010年03月03日(wed)  No.278

3月1日

 6時半過ぎ怜王が目を覚まし、「まだおきないの…」と言いながら大きな伸びをして掛け布団をはねのけた。昨日から急に寒の戻りが来て、今朝も布団から出るのが億劫になるくらい冷え込んでいた。キッチンへ行き、怜王に牛乳カルピスを飲ませた。
 起きるとまずはじめるのが、怜王のお弁当作り。1時間ほどでお弁当と朝食の準備をした。その間怜王はプレステのゲーム「ラチェット&クランク2」の取説を食い入るように見て、武器や道具などの使い方などをチェックしていた。漢字はまだ読めないが、ひらがなとカタカナは読めるので、おおよその意味は分かるらしい。
 5才の頃頃(1958年頃…)の自分はどうだったろうか?家にはテレビもなく(隣のひとつ上の女の子の家にテレビがあって、時々見に行っていたことがある…)玩具もあまりなかった時代で文字や言葉の情報は親と友だちと新聞くらいのもの。
 今はテレビもパソコンも携帯も怜王が生まれた時には当たり前のように存在し、言葉や文字を覚えるスピードは僕らが子どもだった頃とは遥かに早いはず。凄い時代である。
 9時15分過ぎぎりぎりまで「ラチェット&クランク2」をやっていた怜王、そして洗濯と3月のジャベルのトップページの写真(http://www.javel.co.jp/)のアップをやっていた妻。ふたりともうしろろ髪を引かれるように幼稚園バス乗り場へ向かった。
 ようやく自分の時間が出来たのでメールチェックをすると、昨夜「データ便」で写真と原稿を日本カメラのSさんに送信したデータを早朝4時にダウンロードしましたと言うメールが入っていた…。この時間まで起きていたのか、それとも早起きしたのか…。
 昨夜写真と原稿を送信しただけで、僕の仕事はまだ終わらない。それは昨日天王洲スタジオで撮影した雛形あきこさんの画像データをチェックし、セレクトとのち加工して今日中にY出版社Kさんに送信しなければならないからだ。妻が怜王を送って帰って来た9時40分過ぎからMacの前に座り、画像とのにらめっこが始まった。
 11時前加工が終了したのでファイルのアーカイブを作成し、「データ便」でアップロード開始。このアップロードに時間がかかるので、その間小説の同人誌「ゾヲヴ(http://www.mosakusha.com/newitems/cat760/zowv21.html)」最新号を送ってくれたライターのKさんに、お礼のメールを書いて送った。
 雛形あきこさんのアーカイブのアップロードはおよそ15分…と、けっこうかかった。しかし「宅ふぁいる便」や「おくりん坊」などより早いように思えるし、内容が分かりやすく個人的には「データ便」のシステムがとても気に入っているのだ。
 アップロードに時間がかるのは平日のお昼前後と夕方で、その時間帯を避ければもっとスムーズに進むので通常は夜か早朝に送信するようにしている。
 そうこうしているうちに、あっという間に2時半…。怜王が帰って来て、ひとまず手を洗うと速効でプレステゲーム「ラチェット&クランク2」をはじめた。
 夜になりふと東京マラソンにカメラを持って出場した辰巳さんのことが気になりブログ(http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-109.html)を見ると、5時間半で完走し何と550カットも走りながら撮影したと言うことが書かれ写真もたくさんアップされていた。凄い!
2010年03月01日(mon)  No.277

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