ys diary
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スペースで区切って複数指定可能
9月30日

 6時半過ぎ、怜王とほぼ同時に目を覚ましいっしょに起床。まずはりんごジュースを飲んだ怜王は、昨日レンタルして来たDVD『クローンウォーズ(http://www.japanstarwars.com/topics/2009/06/06.html)』をキッチンのテーブルに置いてある僕のiBook G4で見始めた。実写版は「こわいから…」と言って最後まで見ようとしなかったのだが、アニメ版は怖くないようで食い入るように見ていた。
 怜王が夢中になっている間にさっとお弁当を作り、シャワーを浴びた。今朝はゆっくり朝食をと言う時間もなく、8時少し前モノブロックストロボやデジタル機材をも持って仕事に出掛けた。
 こんな日に限って雨が降っていて、20キロ近い機材が肩に食い込み両手はストロボの脚などが入っているジッツオの布ケースと傘…。日比谷線北千住行きが予定より遅れて到着したと思えば、以上な混み方…。機材を持っているので肩身の狭い状況で茅場町で東西線に乗り換えるまでぎゅうぎゅうで座ることも出来なかった。
 東西線東陽町駅下車。3番出口から、徒歩数分という良い立地にある『竹中工務店』へ。ロビーで『JMAマネジメントレビュー(http://www.jma.or.jp/)』誌編集長のY女史とライターのYさんとともに、応接室へ。今日は竹中工務店代表取締役社長の竹中統一氏(http://www.takenaka.co.jp/corp/index.html)のインタビュー&対談撮影なのである。
 9時半より竹中氏のインタビュー写真と、新年号用の対談写真(竹中氏とJMA理事長中村氏)を同時進行で撮影を進め11時撮影終了。12時半帰宅。
 さっそく画像データ(およそ300カット)ををMacに取り込み、名前をつけてフォルダに保存したあと、都立大学駅前の銀行へ某社から受け取ったギャラ(手形)を入金しに行く。
 2時半過ぎ、怜王が妻といっしょに帰宅。今日はマスクをして行くのを忘れてしまったようで、幼稚園で支給されたマスクを付けて帰った。支給と書いたが正確には「貸してもらった」ということで新しいマスクを買って返さなければならないらしい…。
 さて明日は撮影はなく、打ち合せのみ。その打ち合せは午後4時からなのと、怜王が通っている幼稚園が休園日(都民の日)なので上野動物園へ行こうと思っていたが延期になっていた遠足の場所が上野動物園で10月9日に決定したと言うので、上野は上野でも恐竜の骨などを展示している国立科学博物館(http://www.kahaku.go.jp/)へ行こうと言う話しを妻とした。
 夕飯を食べたあと怜王がiBook G4でディズニーゲームを始めたので、今日撮影して来た300カットほどの写真のセレクトをやる。まずは通しですべての画像をフルスクリーンのスライドショーでチェックし、良いと思われるカットをチョイスして別フォルダに移動させた。
 かなり厳選したのだが、フォルダを開いてみると45カットもあった…。せめてこの半分くらいまで絞り込まないといけない訳だが、ひとまず今日のところはこれくらいにして1日脳みそを冷却してから再度選りすぐり明日の早朝納品することにしよう。
2009年09月30日(wed)  No.181

9月28日

 昨日は29日から始まる極めて個人的な殺人的スケジュールの幕開けを強く意識し、現在やらなくてはならない月刊カメラマン誌STさんからの仕事を予定より2日早くアップしようと思い原稿を書くことに集中した。
 と言っても昼すぎから怜王を渋谷東急百貨店屋上へつれて行って、2時間ほど遊ばせたりしたので原稿を書き始めたのは帰宅後4時過ぎからだが、書きたいことの最初の一行がなかなか出てこず難航…。
 それでも怜王が眠った8時半過ぎよりアドレナリンが沸々とわきあがり、1時間ほどで大筋書きたいことを所定の文字数に詰め込むことが出来た。
 写真は現時点で25日に到着後撮影したカットの中の1枚がベストであると判断し、原稿と合わせて機材送り30日午前指定で宅急便で送る予定。29日の午前に撮影が入っているので、絶妙というより綱渡り的な撮影と原稿書きと言った方が適切かも知れない…。
 5時半怜王が目を覚まし、「もうおきたい…」と言って身体を起こした。昨夜寝たのが遅かったので、もう少し寝ていたかったが気合いを入れて起床。キッチンに行くと「かるぴすがのみたい」と言うので作って飲ませた。
 すると「らいとせーばーの てがみ はやくだしておいて」と言って昨日書いていたアナキン宛(「ア」のあとの◯◯◯はなぜかと聞くと、「かくしてあるんだよ」であると言う…)の自作の手紙をさし再び布団に横になったと思ったら速効で二度寝を…。
 これは今まで見たことがないような感じで、横になったとたんに眠ったのである。起こされて残されて…と仕方がないので幼稚園に持って行く怜王のお弁当を作り始めた。
 7時過ぎ怜王が起きて来て、「りんごじゅーす」と言った。しかし昨日東急百貨店屋上のちびっ子プレイランド「わんぱく島(http://babyrest.blog55.fc2.com/blog-entry-37.html)」で少し年上の男の子ふたりと1時間半くらい走り回ったので、帰りの電車で即寝そんな訳で買い物をしないまま帰宅したので、牛乳もりんごジュースも補充出来ずじまいだった。
 8時過ぎ怜王をお風呂に入れ、9時15分過ぎママチャリに乗せ目黒通り沿いの幼稚園バス乗り場へ。バスに乗せたあとは、機材の返却のため柿の木坂のセブンイレブンへ。宅急便で明日14時から16時の時間指定で、月刊カメラマン編集部STさん宛に送り帰宅。
 昼過ぎ、妻とダイエーに買い物へ。怜王が帰って来て来てからでも良かったのだが、怜王といっしょにいるとじっくり見て回れない(自分が欲しい飴や玩具菓子を買ってあげると、「もうかえる」と言い出してしまう…)ので、たまには怜王抜きで本やDVDそれに日用雑貨などをじっくり見たかったのである。
 今年になってダイエー碑文谷店の書店は今までの10倍くらいフロアが大きくなり、ゆったり見て回ることが出来るようになった。1時間半ほどダイエーにいて、2時過ぎに帰宅。
 2時半過ぎに妻が怜王を迎えに行って、帰って来てからしばらくゲームなどをしていたが5時近くになって「じてんしゃにのりたい」と言い出したので、トーマスの自転車に怜王を乗せ僕はGR DIGITALIIを持っていっしょに近隣を散歩に出た。
 こんな時間にと思いながら出たのだが、出たら出たで思いがけず怜王とたくさん話しをし写真もたくさん撮れて良かった。
 帰宅するとリコーのHさんから「GR BLOG『写真展へ行こう(http://blog.ricoh.co.jp/GR/)』に掲載しましたので、ご確認ください。」とのメールが。Hさんには今年2月コダックで開催した『DRUG展』の折り、『リングキューブ(http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/index.html)』に写真展のDMを置いていてもらえるよう計らってもらえたりとお世話になりっぱなしなのである。
 さて「きょうは ぽけもん があるひじゃない?」と怜王が言うので、ネットでテレビ番組をチェックすると今日で話さそう。さてどうしようと思っていると、めざとくテレビ東京で『ジュラシックパーク』が7時から始まるのを見つけた怜王は、「ぼくみたかったんだ じゅらしっくぱーく」と言うので時間も早いことで(子どもと一緒に見ることが出来利用な映画は、今日のように夜の7時くらいにスタート指定くれると嬉しい)いっしょに見ることに。
 怜王は幕張メッセの『恐竜2009 砂漠の奇跡』を見ていて、恐竜のミニチュアもたくさん持っているので映画が始まり出てくる恐竜を見てはさっと同じ恐竜のミニチュアを手にして大喜びであった。
 映画の始まりが早いと言うことは終わりも早いと言うことで映画が終わる30分前くらいから眠気に襲われていた怜王は、寝室に広げた玩具を片付けることをいやがらずに9時過ぎにはきちんと片付け、「せなかかいて!」といつになく楽しそうに言いながら布団にうつ伏せると、僕が背中をさするまでもなく昨夜同様すっと眠りに落ちた。
2009年09月28日(mon)  No.180

9月26日

 6時少し前、怜王が目を覚ました。さかんに「せなかかいて…」を繰り返す…。アレルギーさえなければ…毎朝すっきり起きることが出来るのにと思うが、アレルギー体質を持って生まれて来てしまったので日々戦わなくてはならないのが可哀想である。
 背中をさすったり保湿も兼ねて湿疹が出ている箇所に薬をぬったりして、どうにか気持ちを落ち着かせるまで20分ほどかってしまった…。
 完全に起きた怜王はお腹が空いていたのか、にぎってあげた海苔のおにぎりをぺろりと平らげデザートヨーグルトも美味しそうに食べて完食。カルピスで喉を潤すと、おもむろにまっさらなお絵描き落書き帳をキッチンのテーブルにおき凄まじいスピードで絵を描き始めた。どの絵もかなりの細密画?で、神殿であると言う絵など数分で書き上げるのであった。
 8時を回った頃昨日レンタルして来た『ヤッターマン』のDVDを見つけ「みたい」と言うので、キッチンの僕のiBook G4で見せることに。『ヤッターマン』新作なので1泊のレンタル。つまり今日返却しなければならないので、程よい時間に見てくれているものだと思った。
 さて今日は、これも予想外に曇天スタート。昨日同様明日27日まで快晴が続くと、天気予報で言っていたので朝から晴天を期待していたのだが…。 
 そんな天気は昼くらいからじょじょに回復へ向かっているように見えたが、空は一面白い雲で覆われていて予報のように晴天になるとはとても思えない…。おそらく午後の遅い時間まで、引き延ばされるであろう。
 1時少し前「やきゅうがしたい ひもんやこうえんで やきゅうがしたい」、と怜王が言い出した。今日は数日前から動物園に行きたいと怜王が言っていたので連れて行こうと思っていたのだが、午前中妻の体調がいまひとつだったのと動物園関係を調べていたら、10月1日が『都民の日』で上野動物園も葛西臨海水族館も井の頭恩賜公園文化園もすべて入場無料とあった。
 1週間後であり怜王も幼稚園が休みなので、この日に(ちょうど仕事も入っていない!)行くことにした。とこうなると今日はどうするんだと言うことになるわけだが、知り合いの写真展(平林達也写真展『成長の代価』 http://blog.livedoor.jp/scanners_photo/)の最終日に行き帰りに銀座の博品館(http://www.hakuhinkan.co.jp/)あたりに怜王を連れて行こうと考えていたところに「ひもんやこうえんで やきゅうやりたい」と言うことなので、子ども優先で…Hさんには申し訳ないが怜王を連れて碑文谷公園へ行かざるを得ないのであった…。
 さて野球は怜王の口実であって、目的は別のところにある。というのはいつもそうなのだが野球がしたいとかキックボードがやりたいとかは確かにそうなのだが、本心は滑り台や砂場のあるところで同じくらいの年の子たちと遊ぶこと。
 野球を10分ほどでやめて…、少し離れた滑り台のある場所に移動しそこで上手い具合に同じくらいの年の男のを数名と遭遇し、砂まみれホコリまみれになって走り回り滑り台やブランコをやること2時間…。付き合っている僕はひたすら待つのみ…。
 この待つと言うのが、どれだけ神経をすり減らすことか。と言うのは普通に遊ぶのは良いのだが、調子に乗って遊びながらいざこざが起こったりするからである。今日も滑り台で普通の遊んでいたのだが、その中のひとりの3歳くらいの女の子が下から素足で上に上がったのを見た怜王は何だか楽しそうとばかり同じことを始めたのである。
 こうなるとまねする男の子が数名出て来て…、滑り台はハチャメチャ状態…。怜王を呼び出し、お兄ちゃんなんだからちゃんと上から滑れ!と活を入れたり、調子に乗って小さいこの頭を触ったり(そうしたことを嫌う人たちも多い「数えただけで5名くらい国籍の違う子たちが入り乱れていた…」ので)するのでハラハラしてしまうのである。
 3時半を過ぎた頃大半の子たちが帰り始めたのを見た怜王は、「そろそろ ぼくもかえるかな♪〜」などと大人ぶった言い方をして水飲み場で手を洗い自らヘルメットをかぶった。そして行きたいと言っていたダイエーに行き、駄菓子を買いゲームを2回ゲームセンターでやらせ帰宅すると4時になっていた。
 帰宅して30分ほど経過したとき、「きょうは かれーがたべたい」と言うのでさっそく仕込みを始める。と言うのはご飯も炊かなくてはならないし、僕としてはパスタでも作ろうと思っていてまさかカレーが食べたいと言うとは思っていなかったからだ。そんな訳で僕らもカレーとなったのである。
 7時半過ぎ頃より怜王が眠そうな気配(きっと僕らにしか分からないと思うのだが、元気そうにしたりしているのが一番眠そうなこと)が漂い始めたので速効で布団を敷き、はを磨かせた。そして背中がかゆいと言うのでさすってあげると、ものの数秒で眠りについた。
 怜王が眠ったあと僕らは、『奇跡のシンフォニー』を見始めた。『奇跡のシンフォニー』の原題は『August Rush』で、彼が両親と再会を望む時に街で歌っていた時の名前。
 何だか知らないけど物語真ん中あたりで、彼のことを両親が感じ始め回りの人たちも感じ初めだんだん親子の再会があるのだと思い始めた頃から、微妙に目頭に熱いものがじわじわ…と。最近こんなことは初めて…。
 その昔は『戦争と平和』の捕虜の銃殺シーンの音であったり、『愛情物語』の最後のシーンのカメラがパーンするシーンであったり、『慕情』の丘の上の樹の下の回想シーンであったりと平然と見ていても涙があふれて来る映画はたくさんあった。だがしかしこのところそんなシーンに出くわしたことがない。
 主役のフレディ・ハイモアくんの雰囲気が、彼と同じ年齢になった時の怜王の顔のような気がしてまったく他人とは思えないと言う気持ちで見ているせいもあって涙腺が緩んでしまったのかも知れない。
 そんな我家の怜王くんは、爆睡中!きっと変な時間に目を覚ましたりすると思うが、今日のところは許してやろうと思う。
2009年09月26日(sat)  No.179

9月25日

 11時半月刊カメラマン編集部から撮影機材と、ネット注文したロシアの微炭酸ミネラルウォーター『ラストチカ』がいっしょに届いた。僕は美味しいと思う『ラストチカ』だが、妻に少しだけ試飲してもらうと「…」と言うことでふたりに味は却下された。
 届いたばかりの機材のバッテリーをフル充電して、12時過ぎ撮影に。渋谷から代官山を2時間ほどかけて撮り歩き、2時半少し前に帰宅。怜王が幼稚園から帰って来る、ほんの少し前である。
 幼稚園から帰った怜王は、微妙にいまひとつ覇気がない…。お弁当も半分以上残し、大好きなゼリーも持ち帰って来た。お菓子を食べたりジュースを飲んだりしたあと、「ふりかけあきたから もうたべない」とぼそっと言った…。
 僕らはお弁当は毎日のことなので、なるべくおかずも作ってあげようと思っているのだが怜王が「ふりかけだけでいい…」と言い張るので食べても食べなくても、小分けされているふりかけをひとつ(今日はアンパンマンの「鮭ふりかけ」であった)お弁当に入れていた。本人が飽きたと言うのでは仕方がない、策を練っておかずを作るしかないだろう。
 夕方になって今日からレンタル開始される実写版『ヤッターマン』をレンタルしに、怜王とふたりでママチャリで駅前のレンタルショップへ。まずは怜王が借りたいと言う劇場版『ナルト』と新作『ヤッターマン(http://www.yatterman-movie.com/)』、そして 主演の『奇跡のシンフォニー(http://kiseki-s.cocolog-nifty.com/official/)』の3作をレンタルし東急ストアで
で少し買い物をして帰宅。 
 夕飯は「らーめんが たべたい」と怜王が言うので1/4くらいの麺の量で作ってあげたが、半分も食べずに「とっておいて…」と言ってテレビを見始めた。
 7時半くらいまでテレビを見ていた怜王が突然「いま おふろはいる」と言う(今朝入っている…)ので、布団を敷いてお風呂の準備をし寝室へ行くと何と眠っていた…。仕方がないので僕ひとりでお風呂に入り、出てから『ヤッターマン』を妻と妻のMacのモニターで見る。
 アニメのガンちゃんやアイちゃんはややキャラ不足でインパクトに欠けるが、ドロンジョ役の深田恭子や海江田博士役の阿部サダヲはなかなか素晴らしかった。
 ともあれ『ヤッターマン』はアニメでも悪いやつが悪そうで悪くない感じで、どこか仲間っぽいところがあるのは好感が持てるところ。だがドクロベエだけはアニメと違い、かなり凶悪な感じに描かれていたのとドロンジョが優しく可愛らしい女性として設定にされていたのは意外であった。
2009年09月25日(fri)  No.178

9月24日

 シルバーウイークが終わり今日から通常どうり?という今朝、6時を過ぎたころ怜王が目を覚ましひとしきりぐずって起床した…。
 起きてしまうと調子は良いようで、レゴが入っているケースをふたつ持って来てキッチンの床で何やら板状のレゴにいろいろ積み重ねたりしている。何を作ってるんだろうと怜王を見ると、「すたーうぉーずの うちゅうせんだよ」と言う。庭でも作ってるのかと思ったが、スケールは大きいのである。
 9時15分、妻に連れられ怜王が幼稚園バス乗り場へ。そして妻が帰宅して30分ほどの時間に、RRICOH GR DIGITALIIと予備バッテリーなどを小さなバッグに入れ出掛けた。今月30日から1週間休み無しの仕事が控えているので、出来る限り自分のために写真を撮ろうと思い小石川植物園(http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/)へ向かった。
 東横線で中目黒乗り換えで日比谷線に乗り、日比谷で都営三田線に乗り換え白山駅下車。勝手知ったる後方の改札口から出て、白山の商店街を右に見ながら緩やかな坂道を昇りつつ。
 上がり坂の頂点に来ると、今度はやや急な下り坂に差し掛かると小石川植物園の敷地の塀が見えて来る。一番下まで下り右に曲がるとすぐに駄菓子屋が見える。その駄菓子屋で入園券を購入して植物園に入るのだが、しまっている…。嫌な予感が…と向かいの小石川植物園正門前に行くと、柵に「本日休園日」の札が…。
 今日は平日の木曜日。休園日は月曜日のはずだが…、と思ったが連休あけなので変則的に今日は休園になったのかも知れない。調べてから(http://www.winriver.net/tokyo/park-t/botanical-garden-t.html)行動すべきであった…。
 休園では仕方ない。と言うことでそのままUターンし、都営三田線に乗る前に妻にメールを入れた。それは妻が大森に行くと言っていたので僕は神保町経由で半蔵門線に乗り渋谷に出て、SDHCカードの4GBと2GBを購入してから帰ると連絡を入れると。
 すると「渋谷の眼科に来てます」と言う連絡が…。この時間から渋谷に移動するとちょうど妻の治療が終わる頃になるだろう。そんな訳で渋谷についたら連絡を入れると言う約束をして、一路渋谷へ。
 小石川植物園へ行くと言う強い目的があったので、いまひとつ植物を撮れずにいることに不満を抱えつつ渋谷へ。ビックカメラでサンディスクのSDHCカードを購入。妻と連絡を取り合い青山の『こどもの城(http://www.kodomono-shiro.jp/index.shtml)』前で待ち合わせ昼食をいっしょに食べ、原宿に写真を撮りに行きたいと言うのでいっしょに表参道方向へ。
 写真を撮ると言った妻だがラフォーレ近くで洋服が見たいと言うので、原宿の交差点で別行動をすることにし僕は明治神宮へ向かった。
 そして1時間半ほど植物を撮り歩き再び原行くまで戻り、さらに渋谷までスナップしながら歩き帰宅。時間は2時20分。そろそろ幼稚園バスが停留所に到着する頃。妻が怜王を連れて帰って来たのは2時40分。ふたりが帰ってくる前に、今日撮影した植物の写真をフォルダに入れた。
 フィルムで撮影していた時は、まずフィルムを現像し水洗そして乾燥。乾燥後フィルムをカットしてシートに入れコンタクトプリント、とここまでやるのに早くても半日普通にやったら1日から2日くらいの行程。これでもまだ本番プリントが控えているので、ひとつの作品を完全に仕上げるには、数日から1週間は見なければならなかったことを考えるとデジタルは時間短縮と言う意味も含めて写真の進化は凄まじいものがある。
 さて月刊カメラマン誌から2本の仕事が今月入っていた、NM女史からの仕事は入稿済み。そして今日STさんから正式に仕事依頼のメールが入った。明日使用機材を届くと言うことで、今週末まで撮影に集中しなければならない。
 天候はどうだろうとネット検索してみると、28日までは崩れることなく晴れそうだ。この仕事締め切りが30日で、機材の返却と同日午前指定なのでちょうど良い。問題は、機材の到着が何時か分からないこと。午前中に届くようなら『夏日になる』という明日から撮影を始めることが出来るのだがどうだろう?
2009年09月24日(thu)  No.177

9月22日

 一昨日の夜怜王が熱を出したので早めに眠らせたが、朝になってもさほどの下がらずにいた。しかし怜王は元気そのもので外出はさせなかったが部屋の中でいつものように遊んでいた。そして夜8時ころ寝かしつけようとすて怜王の身体に触るとかなり火照っている…。
 熱を計ってみると三十八度四分。しかし怜王は平然として眠るから背中をさすって欲しいと言うので、安静にさせていれば悪化することはないだろうと思いつつ背中をさすってあげたがなかなか怜王は寝付けないようで時間は9時を過ぎてしまった。
 熱は下がらずにいるし、新型インフルエンザだったらどうしようと思っていると「おいしゃさんいく」と突然起き上がって怜王が言った。学芸大学に『目黒区鷹番休日診療所』と言うのがあって夜は10時まで診察をしてくれる。
 怜王を着替えさせ妻に自転車で怜王を乗せて向かわせ、僕は歩き(徒歩10分ほど)で『目黒区鷹番休日診療所』へ向かった。
 『目黒区鷹番休日診療所』に到着すると何とこの時間、診察待ちの人たちがざっと見て20名ほどいて待合室かに入れず外にまでいた…。
 ともかく怜王と妻にマスクをさせて受付をさせ空いていた椅子に坐らせ、僕は水分補給を怜王のさせるために自販機でスポーツドリンクを購入しふたりの所に差し入れ時短車の椅子に座って待つことに。体温計で測った怜王の熱は、何と三十九度もあったらしい…。
 1時間ほど待ちもうじき怜王の晩と言うあたりで若い女の子が診察を終えて出て来た。外には友だちだと思われるカップルがずっと立ち話をしていてその子が出てくるのを見ると近寄り、「どうだった?」とさばさばした口調で聞いていた。
 その子は「新型インフルエンザだった…」と気落ちしたように言ったのだが、カップルの方の男の子は「すげーじゃん最新型で!」と言って笑った。馬鹿なことを言うもんだと飽きれるが、怜王の前に新型インフルエンザに感染している人がいたと言うことは、待合室の空気はかなり危険な状態にあると思い怜王が新型インフルエンザでないことを祈った。
 20分ほどしてまず怜王が出て来たのでどうだったか聞くと、「はなにしろいかみいれられた…」と言うので頑張ったなと言ってあげると「でもないた…」と言う返事が。それも頑張ったなともう一度言ってやり、先生は何て言ってたと尋ねると「いんふるえんざじゃないって!」と怜王。良かった!
 妻が出て来てさすがにほっとした表情であったが、「ジャージの男の子いたでしょ?さっきトイレで吐いてた…」「それに診察で新型インフルエンザと診断された人結構いたよ…」と言う。妻と怜王は部屋を出るときからマスク着用だったので多少は安心だが、これも完全に安心と断言出来ない所に辛いものがある。
 帰りは薬をもらってかからだが怜王を待たせる訳にも行かず、妻が薬をもらって来ると言うことで僕は自転車に怜王を乗せ『目黒区鷹番休日診療所』をあとにしたのである。11時少し前妻が薬を持って帰宅。
 薬は4種類(ひとつは気管を広げる貼り薬)出されていたが、咳は出ていないし熱を下げる『カロナール細粒20%全4.8g』だけを飲ませ寝かしつけた。
 クスルを飲んだことと昨夜寝た時間が遅かったので、珍しく怜王が目を覚ましたのは7時過ぎであった。起きる直前「もっとさがるんじゃなかったの?」と言ったが、どういう意味だったのだろう?
 「さがる」は熱が下がると言う意味で言っていたのかも知れないと、起きすぐに体温を計らせその数値を見て思った。確実に熱は下がって、三十六度四分!幼稚園へ行くのは連休明け24日。今日明日外出を控え安静にしていいれば、完治するであろう。
 起きた怜王は「きょうはおみそしると ふりかけごはんにする」と朝から食欲旺盛!それもみそ汁にネギとオクラを入れて欲しい(渋過ぎ?)と言う。昨夜『目黒区鷹番休日診療所』で診察待ちの時妻に「ベイブレード買って上げる」と言われたようで、怜王のご機嫌は昨夜から持続しているのである。
 起きた頃は曇天で今ひとつすっきりしない天候であったが、10時を回った頃より晴れ間が。と言っても怜王を外に出すことははばかれるので、ひとまず妻が12時半過ぎベイブレード+ランチャーを買いに(渋谷に行くと思っていたがどうやら大井町へ行くようだ)行き、僕が怜王と留守番をすることにした。
 3時丁度、妻が帰って来た。さっそく2台のベイブレードをセットし、バトルさせてみる。カキーンカキーンという心地よい音がし始めた。ベイブレードのぶつかりあう音、それはベーゴマのぶつかりあう記憶で当時の匂いまで感じたような気がした。
2009年09月22日(tue)  No.176

9月20日

 6時少し前、怜王が目を覚まし「もうおきたい…」と言った。毎朝挨拶替わりのような第一声だが、昨夜怜王が寝た時間は8時半。僕が寝た時間は12時過ぎ。寝ている時間が違うので、もう少しだけ寝ていたと思うが、起きてしまったものはしょうがない…と言うことでいっしょに起床。
 起きた怜王はりんごジュースを飲むと、「まだがすかる やりたい」と言って寝室へ行きプレステ2のスイッチをONにしてゲームを始めた。最近液晶画面からはなれてゲームをするようになったので多少は安心しているが、それにしてもゲーマー(僕も妻もそうなので、血筋か…)なのである。
 しばらく『マダガスカル』をやったあと「おなかすいた… ふりかけごはんが たべたい」と言うので食べさせる。食べ終わると『侍戦隊シンケンジャー』を見たりしていたが、以前ほど熱心ではなく次の『仮面ライダーW』などはまったくみることなく寝室でごろごろしていた。
 さて昨日は住んでる街のお祭りを見に氷川神社へ行ったが、今日は怜王が通っている幼稚園の田道公園と小学校などを開放した『SUNまつり(http://homepage3.nifty.com/sunmatsuri/index.htm)』を見に昼過ぎから出掛けた。
 碑文谷警察署のバス停から東京バスに乗って、幼稚園へ行く時と同様の「権之助坂」のバス停で下車し歩くこと7分。太鼓の音とサンマを焼く煙と匂いが会場周辺に充満していた。さてまず最初は田道(でんどう)小学校の校庭で開催している『子ど広場』へ行き、段ボールの巨大迷路に挑戦。さら段ボールのキャタピラで大はしゃぎ!そしてモザイクタイルで『なべ敷き』作りなどを楽しそうにやった。
 この日僕は偶然ロシアのミネラルウォーター、『ラストチカ(Ласточка)』を露店で購入した。ロシアではメジャーなミネラルウォーターだそうが、ちょっと塩っぽさが味覚に残る微炭酸で、ナトリウムが48.7mgカリウムは48.9mgと想像を絶する数値!コンビニやスーパーにおいてあれば、また飲んでみたいが…。
 そんなことを思いながら帰宅し、一件メール便の発送をしたく柿の木坂のセブンイレブンまで行き手続きを済ませ帰宅すると「あたまがいたい…」と怜王が言ってると言うので妻が布団を敷き熱を計ると37.6分あったと言う。
 子どもの体温としては少々高いが、びっくりするほどでもない。しかし頭が痛くて熱があると分かった怜王は、顔に緊張感が漂いパジャマ姿でそわそわしている。がムーミンも見たいしと言うことで、ちゃんと眠ると言うまで電気を消さずにテレビを見させることに。
 しばらく自分は調子が悪くない悪くないとでも言いたげに、起きたり寝たり布団をかけたりはねのけたりといろんなことをしながらも8時前に「おとうさん ねむいよ…」と言ったので側に寄り髪を撫でたりしているとあっと言う間に深い眠りに落ちて行った。
 こういう寝方をする時はいくら子どもでも、自分の体調の変化を察知し良い方向に行きたいと思った時にやること。熱が出たことで新型インフルエンザだったら…と心配もあるが、ともかく安静にして寝かすことが出来たので夜中に高熱にならず明日の朝気持ち良く起きてくれたらと思うのであった。
 怜王が眠ってからネットで『ラストチカ』の購入方法を探していると、店頭販売のことは分からなかったが24本セットでネット販売されていることが分かった。そして楽天で期間限定の送料無料格安商品(http://item.rakuten.co.jp/mizuhiroba/lastochka500ts/)を見つけ、即注文。
 その後キッチン妻のMacG4のモニターで、『プレステージ』を見る。スカーレットヨハンソンが出演していたので借りて来たが彼女の出番は少なく役柄もいまひとつであったが、物語の展開と密度のある内容に圧倒された。
2009年09月20日(sun)  No.175

9月19日

 昨日は午後2時くらいから5時過ぎまで尾久の某所で撮影をし、5時半くらいに西日暮里に移動しT出版KさんとライターのOさんの3人で”ちょっとだけ飲んで帰ろう”と言う話しになったがそのまま延々と飲み続け、帰宅したのは11時を回っていた…。
 そんな訳で日記は書けずじまいだったが、そんな昨日仕事に出る前に10月20日から名古屋のBan Photo GALLERY(http://www.ban-std.com/)で開催する写真展のDM(妻がデザインをした)が印刷所から送られて来た。
 今朝6時過ぎに怜王といっしょに起床し、怜王に朝ご飯を食べさせたあと写真展のDM発送準備をした。9時15分過ぎ妻が怜王を幼稚園バス乗り場へ送って行った直後、クロネコヤマト碑文谷営業所へDMの発送へ。
 12時半過ぎ自由が丘に髪をカットしに行った妻が、怜王を連れて帰って来た。時間に合わせてケチャップライス(タマネギと人参それにウインナをみじん切りで炒め、ご飯を入れてカツオだしと塩少々ふったあとでケチャップ加えさらに炒め、仕上にタコウインナを作ってのせて出来上がり)を作っておいたのだが、「おいしい!」と言ってぺろりと平らげた。
 しばらくして怜王はプレステで『マダガスカル』のゲームを始めたのだが、すでに一度終わっている一番最初の”動物園脱出”を執拗に繰り返し難解なところを僕らに「できないから やって」と言う。
 こん難解なところと言うのはトラップのようなもので、ある時間内にクリアするものやあることをきちんとなぞらないと戻されてやり直しとなるのでかなりヒートアップしてしまう。その箇所をやってくれというのだ。
 今朝もそれをやらされ、帰って来てからはまず妻が挑戦しクリアすると別のシーンで再びトラップがやって来て今度は僕に「できないから やって」と来た。仕方がないのでクリア出来るまで真剣に挑戦する訳だが、これがなかなか厄介なのである。
 夕方になって、近所の氷川神社へお祭りを見に行く。去年はいろんなものに興味を持っていたが怜王だが、金魚すくいも、スマートボール取りも、ひもを引っ張って玩具を当てるゲームにも興味を待たなかった。ただことしは射的をやりたいというので4発の弾を300円で購入しやらせてみた。
 怜王は本体を持っていないDSのソフトを狙って3発無駄にしていたところに、店主のおばちゃんがやって来て、「なにねらってる? どれ?」と怜王にガラッパチな感じで声をかけて来た。怜王は「べいぶれーど()…」と答えると真近に置いて打たせた。
 びっくりすることに玉は狙いどおりベイブレードに当たったが、ベイブレードの箱は倒れなかった…。こんなもんだよな…と思っていると「ほれ、もっていきな」と無愛想な顔をして怜王にベイブレードの箱を手渡した。
 射的を怜王がやる前に小学生くらいの子たちがやっているのを見ていたが、そんなことはしていなかった。おそらく小さな子がやった時だけ、狙ってた玩具をあげているのであろう。
 怜王はベイブレード(箱の写真をよく見ると、『ベイブレード』ではなく『PEG TOP』であった…)をもらって大喜び!これでもうなにも欲しくないのかなと思いピストルは欲しくないのかなと誘いをかけてみると「ほしい ほしいにきまってる!」と凄まじい勢いでやりたがった。
 ハズレ無しのくじを引かせると、26番の文字が。その番号がついたピストルは『P-007』と言う名のBB弾が使えるがもちろん使わせることは出来ないのでBB弾は隠し『P-007』のみ手渡したのである。
 8時半過ぎ怜王が眠り、そのあとクリント・イーストウッド監督作品『チェンジリング(http://changeling.jp/full.html)』を妻とキッチンで見る。物語が進行して行くに連れ、こんな理不尽なことが起きていたということに動揺する…。
 最後の最後まで本当に知りたいことは知らされないストーリであったが、『希望』が見える瞬間があり僕は息をのんだ。行方不明になったのは9歳の男の子。もし自分の子にそんなことが起こったら”僕はどうするだろうか?”と主役のアンジョリーナ・ジョリーの言動を聞きやり場のない怒りと焦燥感を抱いたまま映画はあっという間にエンディングを迎えた。
 アンジョリーナ・ジョリーはいつものような?肉体派?ではなくとてもシリアスな感じで、『真夜中のカウボーイ』のときのお父さん(ジョン・ボイド)によく似ているように思えた。
2009年09月19日(sat)  No.174

9月17日

 6時過ぎ怜王が目を覚ました。昨夜8時過ぎに倒れるように眠り、12時頃に一度トイレに行くために起きて来たが即眠ったので実質睡眠時間は10時間!しっかり眠ったせいもあってか、今朝の怜王はいつになく機嫌良く起床した。 
 今朝起きたばかりからお絵描き帳を引っ張り出し、さかんに恐竜や黄色いトラックそして戦車?などの絵を次から次へと描いて(15分ほどで10枚くらい描き上げていた)は見せて説明をする。
 しばらくして絵を描くことからプレステでゲームをやることに移り、9時少し前まで『マダガスカル』をやっていたが、突然「あんまん たべたい…」と言い出した。この間怜王は豆腐を少々とヨーグルトを食べただけで「ごはんはいらない」と言っていたが、起きてから3時間。さすがにおなかが空いて来たのだろう、お弁当もちゃんと食べてよと言うと「たべられるよ」と言うのであんまん1/2にカットしレンジで温めて食べさせた。
 怜王がゲームに夢中になっている間、月刊カメラマン誌の原稿の推敲を重ね大筋で仕上げる。あとはキャプションを書くだけだが、これは怜王が幼稚園に行ってからやることに。
 9時15分過ぎ怜王が幼稚園に出発。とすぐにドアが開いたのでどうしたのかと思うと、掲載誌である『日本カメラ10月号(http://www.nippon-camera.com/)』と『写真ライフ秋号(http://www.photo-con.com/)』が届けられていた。日本カメラではタムロン18-270mm+ニコンD90で撮影した写真と文が5ページ掲載。写真ライフでは、DP2のインプレッションを少しだけ(1ページ)やっている。
 その掲載誌を見たとき今日もしくは明日くらいに写真展のDMが刷り上がって届くことを思いだし、業界各誌に送る準備を始めることにした。まず封書を購入しに行き宛名を封筒に張り付ける作業をした後、写真展の詳細を記した説明文を封筒に入れる作業をした。
 あとは届いたはがきを封筒に同封し、送るだけである。もちろんDMのままで送る分もあるのだが、ともあれ写真展は来月なのでメディア優先なのである。
 1時過ぎから、キャプションを書き始め2時少し前にどうにか書き終える。2時半過ぎ、怜王が幼稚園から帰って来た。昨日からフリスビー(フライング・ソーサー)をやりたいと言っていたので、原稿も書き終えたことで僕としても乗り気で怜王を待ち構えていたのだった。
 21日が敬老の日ということで、幼稚園でおじいちゃんとおばあちゃんの絵を描いて持って来た。そしておやつをしばらく食べたりしてから、ママチャリに怜王を乗せフリスビーをやりに碑文谷公園へ向かった。
 公園で1時間ほどフリスビーをしたり、運動会で早く走りたいと言うので腕の振り方や足の運びを教える。が怜王はどこかおどけた感じで僕の言うことをちゃんと聞かず、フリスビーも走りも今ひとつ進展はなかったが怜王は楽しそうにしていたのでそれでも良いかと思ったり…。
 帰りに妻と待ち合わせ、ダイエーへ寄り買い物をして5時半過ぎ帰宅。今日は一日が、とても早く過ぎたような…。
 メールチェックをしてみると、印刷を発注した会社から写真展のDMの発送をしたとの知らせが入った。DMはクロネコヤマト便届けられるのだが、すでに目黒の中根のヤマトまで到着(午前中届け指定を出していたので、今日届けはない)しているらしい。明日の到着が楽しみである。
 夕飯を食べ終え妻が流しで食器を洗いながら、「私といっしょだ」と言った。それは怜王は教えられるのが嫌いで、何でも自分でやって出来なければ気が済まない性格なのである。この性格まったく妻といっしょで、教わることを極端に嫌いどんなことでも自分で開拓して行かなくてはならないというタイプなのである。
 寝返りを打てずに何度もごろんごろんして、顔を真っ赤にして腹を立てる生後10ヶ月くらいのころの怜王の様子を思い出した。
 ちなみに僕は、何かを誰かから教えられるのは嫌いではない。それは知ってることでも知らないことでも、相手が言っていることをじっと聞いていると、いままで思ったこともなかったよう案面白いことを発想出来る瞬間があるからだ。
 それは相手が年寄りだろうが、若い子だろうが関係ないこと。実際女優の市川実日子(http://www.suurkiitos.com/)が書いたエッセイ集『午前、午後』は、今の僕(18くらいの時は角川文庫の『ランボオ詩集』を、どこに行く時もジーンズの後ろポケットに入れていたのでそれに次ぐ書)の”座右の書”なのである。
2009年09月17日(thu)  No.173

9月16日

 台風が近づいていてどうかと思ったが、朝から陽が射し好天。昨日月刊カメラマン誌から撮影機材が届いているので今日は撮影に出ることにしようなど思いながら起きようとしていると、怜王も目を覚まし「かゆい…」と言って座り込み首筋をかきぐずり始めた…。
 今までは眠る時も「かゆい」と言ってかいたりしていたが、最近は起きるときだけ妙にぐずる。なせだろう?
 15分ほどぐずぐずいっていた怜王は、突然「あさは こーんふれーくたべる」と『チョコレートグラノフ』が入っている箱を指さしたのでお皿に移し牛乳を入れて食べさせた。食べ始めると気分は安定して来て、いつものようにレゴで遊んだりしていた。
 9時過ぎまでプレステ2のゲーム『クラッシュバンディーク4』をやってから、妻に連れられ元気に幼稚園バス乗り場へ向かった。そして妻が帰宅の後しばらくメールのチェックや調べものをしてから、機材を持って10時半過ぎ自由が丘へ向かった。
 以前は(等々力に住んでいた頃)どうも馴染めなかった自由が丘の街だが、都立大学に住み始めて5年目にもなると苦手とか馴染めないと言った感じが失せてどちらかと言うと居心地良くなって来ている。
 2時間ほど歩き回り、イメージしていたカットを撮り切る。台風のことが気になって早めに撮影をしたが、締め切りは24日とまだまだ先。これからも天候と時間、そして原稿の進行具合で年イは念を入れて撮影する機会もあるだろう。
 12時半過ぎ帰宅。こんどは妻が怜王のお迎えと、同じバス停から乗っている年長さんのHちゃんのおかあさんの仕切りで『ポニーきょうしつ』が幼稚園が終わってから碑文谷公園であるので出掛けた。『ポニーきょうしつ』の後は歯医者に行くので、ふたりともハードな1日となっている。
 僕はと言えば撮影して来たデータをMacに移し、写真をセレクト。3時妻と怜王が『ポニーきょうしつ』から帰って来ておやつを食べたりして、3時20分頃慌ただしく妻と怜王は近所の歯医者へ行き4時に戻って来た。
 5時少し前日本能率協会のYさんから、仕事依頼のメールが久々に入った。そして5時過ぎ月刊カメラマン編集部Tさんから、仕事依頼が。さらに6時過ぎFPのOさんから仕事依頼の電話が…。現在進行中の月刊カメラマンNMさんからの撮影を、早めに済ませておいて良かった。
 明日は撮影をするのではなく原稿を書くことに専念し、早いうちに完成させいつでも入稿出来るようにしておかなくては。ということで書きたいことを箇条書きでiBook G4に打ち込み、いつでもまとめられるようにする作業を始めた。
 さて怜王はというと夕飯に納豆ご飯とふりかけ(鮭)ご飯を食べ寝室においてあるiMacでディズニーゲームをやり、8時過ぎ寝る支度をさせて湿疹やかき傷のある部分に薬を塗ってあげているうちに眠った。
 妻も疲れているようだが、怜王も幼稚園(運動会の練習をしているので…)、ポニー教室、歯科検診と慌ただしい一日で起きているのが限界だったに違いない。ゆっくり休んで、明日の朝気持ち良く目覚めて欲しいが…。
 怜王が寝てから原稿を書くことに意外にも集中出来、10時過ぎ大筋で仕上げることが出来た。が通しで読んでみると微妙にまとまりに欠ける何かがあるような気がし、ひとまず完成ではなく下書きとして数日寝かせることにしようと思っていると、怜王同様妻も今日一日動き回って疲れたのだろう、いつになく早い時間ではあるが寝室に…。
 怜王は寝る前に「あした これやる」とフリスビー(購入したモノの名称は『フライングソーサー』である)と言ったので、幼稚園から帰って来たらいっしょに碑文谷公園行って遊ぼうと思う。
 ふたりが眠り静まり返ったキッチンのテーブルで、iBook G4キーを打ちながらこの日記を書いている。目黒通りの歩道を歩く酔っぱらいの声やモノがぶつかる音…、クルマの通過する音がだんだん僕の頭にはびこって来て起きている気になれなくなって来た。
 神宮前6丁目に住んでいた時は明治通り沿いで、富ヶ谷に住んだ時は山手通り沿い。そして初台、駒場、豪徳寺の時は大きな通りからはなれていたが、等々力は環状8号線沿いで都立大学は目黒通り沿いで環状7号線真近。今度引っ越しをするなら、大きな通りから離れたところに住みたいと思いつつ…。
2009年09月16日(wed)  No.172

9月14日

 怜王が爆睡しているのに、5時半前に目が覚めてしまった…。そのままそっと起きて、昨日の日記を書いてアップしていると、「おとうさん なんでこんなにはやく おきてるの?」などと言いながら怜王が起きていた。時計を見ると6時過ぎ。いつもこれくらいの時間に起きてくれると、とても助かる。
 牛乳カルピスを飲み、何をするかと思えばプレステで『マダガスカル』を始めた。僕は怜王がゲームをしている間にシャワーを浴び、出てから朝ご飯の支度をした。が今朝の怜王は朝ご飯を食べたくないようで、「なっとうごはん」と言ったがひと口くらいしか食べずに「もうたべられない…」などと言ってデザートのヨーグルトを要求…。
 今日は幼稚園を休ませて幕張メッセで開催されている『恐竜2009 砂漠の奇跡』を見に行くと言うこともあり、ご飯を食べておかないと電車の中でおなかが空くぞと言っては見たがやはり今日は食が細いようでヨーグルトどまりであった。
 9時少し前部屋を出て、東横線で中目黒まで行き日比谷線に乗り換えて八丁堀、さらに京葉線に乗り海浜幕張駅へ。平日の月曜日とあって、海浜幕張駅周辺は閑散としていいた。
 会場に入ると予想どおり入場客は極度に少なく、ゆったり見て回る。会場半ばほどで近年カシュガル盆地で発掘されたと言う、”世界最大級35m!首だけで16.9m!というマメンキサウルス(http://www.kyoryu.jp/midokoro/m02.html)に圧倒された。
 怜王は発掘体験コーナーに挑戦したり、スロットマシンのように回転し恐竜を作るゲーム?で遊んだりして楽しそうであった。
 会場を出るとお昼を過ぎていたのでどこかで食事でもと思ったが、時間が時間でオフィスから多くの会社員がレストラン街に来ていてどこも外で並ぶほどの混雑ぶり…。それを見て困っていると怜王が、「すたばが いいんじゃない」と言った。
 怜王の読み?は当たり、スタバは空いていてテーブル席に座って怜王はりんごジュースとドーナツ、妻と僕はホット珈琲とサンドイッチでお昼を済ませた。そして海浜幕張駅でタクシーに乗り、実家へ。父と母はふたりそろって門まで迎えに来てくれた。3時過ぎまで怜王は母と庭に出たり、部屋で遊んでもらったりで楽しそうにしていた。父も母も元気で何よりである!
 3時過ぎJR幕張駅から総武線に乗り椅子に座ると、怜王は信じられないようなスピードで僕の腕に頭をくっつけて眠った。そのまま秋葉原まで眠り続けて、起こすのが可愛そうだったので久しぶりにだっこして日比谷線に乗ったが席は埋まっていて築地くらいまでだっこしっぱなしで微妙に腰にダメージが…。さすがに17キロくらいの体重があると、長時間だっこするのは厳しい…。
 ようやく椅子が空いたので座り怜王を椅子に座らせると、「どうして きゅにこんなところにいるの?」と言った。何線に乗ってると思う?お父さんがだっこしたの知ってた?と聞くと「けいようせん? しらなかった…」ということで怜王は爆睡していたのであった。
 5時半過ぎ、帰りに東急ストアで買い物をし帰宅。母に無事ついたとの連絡を入れ、ひとまずひと段落。iBook G4を立ち上げメールをチェックすると、月刊カメラマン編集部のNMさんから「機材送りました」のメールが。撮影機材は明日には届くと思うので、明日から仕事開始(だがしかし、明日は曇りのち雨…)である。
 30分ほど電車の中で爆睡してた怜王は帰宅すると元気そのもので、6時からTOKYO MX TVで『ドーラ(http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/dora/)』を見たり恐竜の図鑑を取り出し今日見て来た恐竜をチェックしたりと精力的活動していた。
 そしていっしょに夕飯を食べ(怜王のリクエストで、つけ麺)、少しだけ『マダガスカル』で遊び9時過ぎに眠った。恐竜のミニチュアも買ったし、帰りに缶コーヒーについているマリオのキャラものもゲット出来たし、おじいちゃんとおばあちゃんにも会ったし、怜王にしてみれば盛りだくさんの1日になったに違いない。
2009年09月14日(mon)  No.171

9月13日

 
 6時少し前怜王がゴロゴロ寝返りをうちつつ、僕の頭に自分の頭をコツッと当てて来た。僕に早く起きて、と言っているのである。起こされてもこの時間なら問題ないので、いっしょに起きた。
 朝は昨日も食欲がないようで豆腐を賽の目に切って少しだけ食べさせたが、8時半過ぎ突然「なっとうごはん たべる」と言うので納豆ご飯を作って出すとぺろりと平らげ「みて おとうさん ぜんぶ たべたよ」と得意満面であった。
 昨日は重要なことを2件クリアした。ひとつはBan Photo Galleryで開催する写真展のDMを妻に制作してもらい印刷を発注し終えたこと。もう1件はニコンD5000のボディをアマゾンで注文したことである。
 機材はずっとオリンパスを使用して来たが、必要があってD90を購入しニコンのデジタル一眼レフに目覚めてしまいD90でも良かったのだがひと回りコンパクトでありながら有効画素数12.3メガピクセルと同じ画素を持ちつつスナップ向きなD5000した。
 そのD5000、昨日の昼過ぎにネットから注文して24時間も経たない今日の10時過ぎに到着と凄まじくスピーディーな手配!さっそくチェックし設定をいろいろし、タムロン17-50mmを装着しテスト撮影をした。
 そうこうしているうちに名古屋のBan Photo GalleryのTさんより、昨日書いて送った「写真展の概要に伝わりにくい箇所があったので、以下のようにリライトしてもよいか」と言う連絡が入った。読み比べてみると確かに最初の方は分かりにくい箇所があって、Tさんのリライトは適切で素晴らしいものがあった。さすがである。
 
<『breath』は”hysteric.untitled.no,5 ”のタイトルで、5人の写真家(綿谷修、樫原鋭一、奈良原一高、曽根陽一、徳永浩一)のオムニバス写真集としてヒステリックグラマーより1994年出版。1996年、キヤノンサロン(銀座・名古屋・札幌)にて個展。今回発表作品は、1990年に制作完了していた初期プリント。公の場での展示は初。>

 妻は午後から人形町へ、モニターのアルバイト?に出掛けた。ちょっとしたお小遣い稼ぎだが、いつも出掛けることの少ない妻にとってはお金だけではない楽しさがあるのだと思う。
 残った僕らはまず怜王がマックでハッピーセットが食べたい(と言うよりクルマの玩具が欲しいのである)というので駅前のマックに連れて行き、ガルウイングのクルマをゲットし店内で食べさせ(と言っても、玩具が欲しい怜王は半分も食べることが出来ず僕が半分手伝った)コンビニで買い物をして帰宅。
 さて明日は平日だが幼稚園を休ませ、幕張メッセで開催している『恐竜2009 砂漠の奇跡(http://www.kyoryu.jp/index.html)』を家族で見に行くことにした。当然ながら見終わったあとは幕張の実家(海浜幕張からタクシーで10分かからないほどの距離)に寄って、父と母の顔を見てから帰るつもり。ふたりとも、怜王の顔を見るのを楽しみにしているのである。
 モニターのバイトから戻った妻は、明日の『恐竜2009 砂漠の奇跡』のチケットを金券ショップで、前売り価格で2枚ゲットして帰って来た。価格は\2100×2で\4200。当日売りは\2500なので、\800得したことに。
 僕のようなフリーで仕事をしている人間にとって、何より経費がかかるのが交通費。たとえば仕事の交通費は出るが、打ち合わせや納品の時にかかった経費は請求出来ない。つまり移動するだけで生じる交通費は、意外に重たい。
 \800は都立大学から海浜幕張までの片道ほどの金額だが、塵も積もれば何とやらで1年を通して計算するとかなりの金額になるのが意外にも交通費なのである。
 怜王が寝る直前youtubeでたまたまシルビー・バルタンの映像を見ていると、興味津々で僕の膝の上に乗って来て食い入るように見始めた。『アイドルを探せ(http://www.youtube.com/watch?v=LBSI2KNiIbQ)』を歌うシルビー・バルタンが気に入ったようで数回同じ映像を再生させられた…。
2009年09月13日(sun)  No.170

9月12日

 5時半過ぎ「もうおきる…」と言いながら、怜王が目を覚ました。怜王にとっては土曜日も日曜日も関係なく、目が覚めればすぐにでも起きたいのだ。むくっと起き、レゴを入れてある入れ物をふたつ抱え、キッチンへ。
 牛乳カルピスを飲み干し、さっそく今日の第一作、「そうじゅうしなくても うごくんだよ」とナブーファイターの小型のような乗り物を見せてくれた。良く出来ている!
 今日は、久しぶりに雨が降っている。今年は梅雨あけしても雨が降り続け、部屋のエアコンも数回しか使用しなくても過ごせるくらい夏らしくない夏。残暑もないというのは、どういうことだろう?
 土曜日で幼稚園は休みだが、月に一回のアレルギー検診のため2時過ぎ青山の山王病院へ。怜王はどういう訳か病院好き?で、月に1回の検診を楽しみにしている。
 これは担当医で小児アレルギーの第一人者のS先生が優しいと言うこともあるだろうが、怜王的な楽しみは検診あとの薬を待つ間にプレイルームへ行き同様に薬を待っている子どもたちと遊ぶこと。
 今日はフィリピン人の同じくらいの年の男の子がいて、積み木でいっしょに遊んでいたらしい。らしいと言うのは、僕は薬が出来るのを待つ役で別の場所にいるからである。
 薬を受け取り怜王と妻をプレイルームに迎えに行くと、「のどがかわいた」と怜王が言うのでマミーを飲ませてから山王病院をあとにした。
 怜王は東横線に乗る頃から「おなかすいた…」を頻繁に繰り返し、次第に不機嫌に。病院へ行く前に、きちんと昼ご飯を食べさせてから出発したのだが…。都立大学が近くなると「まっくで はっぴーせっとが…」などと言うので、2日連続でマクドナルドはどうかな?と聡たがしばらくぐずったままの状態は続いた。
 今日の妻はいつもと違い、「夜は宅配のピザにしたい」と言うので僕もOKだし怜王も「ぴざ たべたい!」と言うことで決定。注文して30分後にはピザが届いた。ピザがたべたいと言っていた怜王はふた口くらいで食べることをやめ、いっしょに注文したあぶり焼きチキン(骨付き)を手に取り「どこに ほねがあるの?」などと聞きながらおそるおそる口に。食べたその味はと言えば、「んっ おいしい!」であった。
 帰宅後間もなくBan Photo GalleryのTさんから、10月20日から開催される写真展『breath -origin』のプレス的な部分の質問電話が入りしばらく話しをする。そして僕自身がプレス関係に送るDMに添える今回の写真展の説明を次のように記したのであった。

写真展名 曽根陽一写真展 breath -origin-

植物の葉がテーマの『breath』は5人の写真家(綿谷修、樫原鋭一、奈良原一高、曽根陽一、徳永浩一)による写真集『hysteric.untitled.no.5 (1)1994』としてヒステリックグラマーから出版ののち、1996年写真展『breath』を銀座キヤノンサロンにて開催。今回作品は1990年制作の初期プリントで、公の場での展示は初。http://ys-ode.net/
2009年09月12日(sat)  No.169

9月11日

 5時過ぎ寝ている間に鼻が詰まった怜王の寝息が不安定になり、「おとうさん…」と言って目を覚ましたが妻に頭を撫でられ再び眠った。が…5時半を回った頃「のどがかわいた…」と言うので今日もまた早起きだがこれくらいの時間に起きないと、お弁当を作ったりする時間もなくなると思いいっしょに起床しりんごジュースを飲ませた。
 怜王は眠い目をこすりながらキッチンやって来て小さなコップに入れたりんごジュースを半分ほど飲むと、そのまま寝室に戻り何と二度寝ならぬ三度寝を始めた…。起きてしまった僕は、二度寝をすることが出来ない性分なのでそのまま起床し怜王のお弁当作り始めた。この三度寝はことのほか深かったようで、仰向けのまま微動だにせず2時間眠り続けた…。
 起きて来た怜王は「何でこんな時間なんだろう?」と言った顔をして、飲むヨーグルトをが飲みたいと言うのでコップに注いであげると、コーンフレークの「チョコレートグラノラ」を指さし「あれがたべたい」と言うので器に入れて牛乳を入れたべさせた。
 満足げに平らげると、寝室へ行き数日前に買ってあげたプレステ2用ゲーム『マダガスカル』を始めた。11月19日で5歳になる怜王だが、大人顔負けの感覚?でさくさくとゲームを攻略して行く。
 この『マダガスカル』を買ってあげてから、面白い現象が起こっている。それは暇さえあると足や腕をかいていたのが、ぴったっと止まったからだ。ゲームをやるにはリモコンを両手で持つ必要があり、さらにゲーム内容が面白いのでかゆいのを忘れているのだろう。
 しばらく飽きないで、続けてもらいたいと思う。かきすぎてあちらこちら飛び火のようにはきキズがあって、早く治してあげたいと思っていたからだ。
 9時15分過ぎ首から『預かり(2時間ほどの延長保育)』の札をかけて、『マダガスカル』を途中でやめることに後ろ髪を引かれつつ、妻に連れられ幼稚園バス乗り場へ向かった。
 昼過ぎまでMacに向かって物書きをし、昼食後髪を切りに都立大学駅前のヘアサロンへ。等々力から都立大学に引っ越して来て6年目だが、気の良いオヤジさんと奥さんがやっている中根の小さな理髪店へずっと行っている。
 数ヶ月ぶりに行くと椅子や洗面台が新しくなり、壁も床も奇麗に改装されていた。オヤジさんに聞くと、「30年使っても椅子は持つんだけど、あげたり下げたり倒したりしているうちにねじが緩んで外れたりして動きが今ひとつなので思い切って新しくしたんだよ。来てくれるお客さんにボロ椅子じゃ失礼だからね」と答えた。
 ちょっと短くして下さいと言うと、「後ろを少し短くしてすいて、横は耳にかかるくらいで前も少しね」と言うのでお願いします返事をした。
 オヤジさんのヘアサロンを出るとすぐ、携帯が鳴った。名古屋のBan Photo Gallery( http://www.ban-std.com)のTさんからで、10月20日から写真展の打ち合わせをした。
 この写真展は1996年にキヤノンサロンで開催した『breath』のオリジナルプリント展でTさんからの要望で個展をすることになったのだが、考えてみればキヤノンサロンの個展の時もヒステリックグラマー(1994年)から5人の写真家のオムニバス写真集として発表した時も6×6の左右をトリミングした形でのプリントで、スクエアのまま公の場での展示は初。ちなみに写真展のタイトルは『breath -origin-』で、会期は10月20日から11月8日である。
 僕が髪を切りに行っている間に、妻は学芸大学の雑貨店にビーズアクセサリーの納品に行った。その妻が帰りに怜王を幼稚園でピックアップし帰って来たのは5時半。怜王が食べたいというハッピーセットを、目黒駅近くのマックでたべて来たようだ。
 怜王は取り立ててハンバーガーが好きでもなくマックフライドポテトは怜王にとってアレルゲンなので食べられないが、スイートコーンは大好物。でなぜマックなのかと言うと、ハッピーセットには期間限定でいろんな玩具(http://www.mcdonalds.co.jp/menu/happyset/index.html)がついているからである。
 当然ながら帰宅後の怜王は上機嫌で、『マダガスカル』を始めた。ケームばかりやるのは何だが…、なにもやることがなくて身体のあちらこちらをかいて血を出すよりはまし。今しばらく様子を見ようと思う。
2009年09月11日(fri)  No.168

9月8日

 5時過ぎ、大きく寝返りをうって僕身体にぶつかり目を覚ました。早すぎる…。が怜王は「もうおきたい…」と言うし…。ひとまず喉が渇いたと言うのでりんごジュースを少しだけ飲ませ、今日はもう少しだけ寝ていようと説得しねかしつけ、僕も眠った。
 目を覚ますと7時。ちょっと寝すぎたと思ったが、怜王は「おはすた おわっちゃった?」などと言いながら、機嫌良く起床した。
 しかしいつも6時前後に起きていて怜王に朝ご飯を食べさせ幼稚園に持って行くお弁当を作ったりと起きたあとは1時間半ほどドタバタしているのだが、今朝は1時間も遅く起きてしまい、ご飯を炊いたり(我家は数年前から釜で炊いている!)していたら急がしいのなんの…。
 それに今日に限って起きてすぐに「おなかすいた…」と言い始め、お米をといて15分浸し15分で炊き上げ15分蒸してと45分食べさせることが出来ずにいた…。こんな時に限って冷凍したご飯もなく、やはり気がついたら作っておく方が良いなと思ったりした。
 朝ご飯を「なっとうごはんと ねぎのはいったおみそしる(意外なことにネギが好きなのである)」と言うので豆腐のみそ汁と納豆ご飯を食べさせていると、途中で「ごはんに おみずがはいっているのが たべたい…」と言い出した。
 何のことだろうと思ったらお茶漬けのことのようで、さっそく妻がご飯にお湯を入れ梅茶漬けを少しだけ入れて出すと美味しそうに食べていた。ちなみにお茶漬けを食べるは、今日が初めてである。
 食後に怜王と妻がお風呂に入り着替えをさせてあげると、9時過ぎまでガンダムのゲームをプレステでやってばたばたと9時15分頃妻に連れられ幼稚園バス乗り場へ向かった。
 妻と怜王が出掛けたあと、練っていたコダックフォトスクール10月開講のスケジュールを清書しケイジェイイメージングHさん宛に送る準備をした。
 7月8月の慌ただしさ(僕も妻も急がしいかったのは、珍しいことである?)が9月2日の撮影を最後にぴたりと停止した。とは言っても2本ほど日時が決定していない仕事があるが、今のところ今週は完全オフ状態である。
 忙しい時はゆっくりしたいと思うが、仕事が途絶えると微妙に不安に。月の前半はいつもこんな感じで、忙しさは中旬以降に集中するのだが…。
 今日は1日キッチンのiBook G4の前で、調べものをした。と言っても仕事ではないのでヤフオクでカメラ(銀塩)をチェックしたりでウオッチリストにも何点か入れたり。そうこうしているうちに妻が迎えに行った怜王が、幼稚園から帰って来た。
 毎日思うのだがどうやったらそこまで砂まみれになれるのか分からないくらい、白いブラウス茶色になり下着のランニングシャツも茶色…。そして当然ながら膝や肘も砂だらけだったので、着替えをさせるときに手足をぬれタオルで拭いてあげた。
 今日は(というか毎日こんな感じなのだが…)怜王が「どらえもんの でぃーぶいでぃー かりたい」と言うので3人で駅前のレンタルビデオショップへ。『ドラえもん』を2作、そして先に見たナルニア国物語の前作『第1章ライオンと魔女(http://www.disney.co.jp/narnia/shell_content.html)』を借り夕飯の買い物をして帰宅。
 帰宅するとY出版社編集部Nさんから、来月9日仕事ができるかどうかの留守電が入っていた。スケジュール表を見ると今月はともかく…、来月は第1週後半から仕事が入っているがラッキーなことに9日は空いていたのでOKの連絡を入れた。
 夕飯を食べた借りて来たドラえもんを1枚見終わったあと、何を思ったかヘルメットをかぶりさかんにレゴで何かを作ることに集中していた…。
 基本的にコスプレから入る怜王?なので、何かの衣装のまねをしているのだと思うがそれがなんだかまったく分からない。ひとまずシャターを切ったりしてみるが、本人は至って冷静にこつこつレゴで何かを作っていた…。
 そんな怜王は寝室に広げた玩具をなかなか片付けられず、渋々やり始めて9時を回った頃に眠った。幼稚園では運動会の練習で疲れて来ているので、「せなかかいて…」と言うので背中をさすってあげると数秒で深い眠りについたのである。
2009年09月08日(tue)  No.167

9月5日

 5時半少し前、怜王がゴロゴロ寝返りをうって僕の身体(顔…)に手がバシッと当たった。じっとしてれば起きないかも知れないと知らんぷりしていると、「おとうさん もうおきようよう…」言って来たのでいっしょに起きてキッチンへ。
 相変わらず早起きで参ってしまうが…、起きてしまったものは仕方がない。ということで昨日途中だった、業界各誌友人知人へのDRUG16号の発送の準備をこの間済ませ7時半過ぎ怜王に朝ご飯を食べさせた。
 9時15分過ぎ妻が怜王を幼稚園バスのバス停まで送り帰って来て間もなく、リュックにDRUG16号を入れクロネコヤマト碑文谷営業所へママチャリに乗って持ち込み配送手続き完了。
 帰宅後Macに向かい調べモノをしているうちに12時を回り、妻は怜王をバス停まで迎えに。土曜の送り迎えは3時間しかないので、かなりせわしないのであった…。
 怜王が帰宅後間もなく、妻は大阪の頃からの幼なじみで現在東京に住んでいるHちゃんと代官山で会うと言って出掛けた。怜王といっしょに見送りさてどうするかと思っていると、怜王はレンタルビデオショップで借りている『ポケモン』を見始めた。
 もしかしたら今日はお出かけ無しかな…と思っていたが30分ほど経過したあと、「だいえーで げーむしたい…」と言い始めた。まだ2時過ぎと時間は早いので、ポケモンを見て終わってそろそろ行きたいなと思ったら言いに来てと怜王に言って僕は再びMacに向かった。
 3時過ぎ怜王がそろそろ行きたいと言うので、着替えをさせた。そしてトーマスの補助輪付き自転車で行くのか歩いて行くのかと聞いてみると、「きょうは あるいてもいいか」などと聞き分けの良いことを口にした。そんなわけで久々に、歩きでダイエーへ向かった。
 毎日いろんなことを言う怜王だが、言葉の使い方に関しては、妻の影響がかなり強いように思う。それは「なになにだったら よかった…」と言う怜王の言い回しは妻の日常的な言葉で、
 「きょうは あるいてもいいか」も妻がよく口にする「今日はこれくらいにしといたろうか…(関西弁である)」と良く似た感じ?なのである。
 さてダイエーでは100円で10枚のコインを手にし手当り次第にゲームをやるのだが、1コイン(10円)でやるゲームはあっという間に終了してしまい怜王も物足りない感じ…。すると「コインはもうおわりにするか…」などと言いつつ、「ぼーりんぐげーむ やりたい…」「やきゅうげーむ やりたい…」としっかり100円使用のゲームも行いひとまず満足したようだ。
 昨日もダイエーに来ているので、今日は怜王のゲームと飲み物を購入し帰宅。帰り道でも比較的聞き分けよくしていて、どうして1対1だと良い子なのだろうと不思議に思った。
 というのは僕でも妻でもどちらでも1体1で怜王といっしょにいると凄く良い子なのに、僕らがふたりそろうと急にわがままになってしまうからだ。
 そんな怜王は帰宅後再びテレビで『ポケモン』を見ていたが、5時少し前「おくすりのみたい…」と言って来た。薬が飲みたいというのは食前のアレルギーの薬『インタール』を飲むことで、薬を飲むとご飯を食べると言う図式。
 つまりおなかが空いたと言ってる訳だが、最初は「なっとうごはん をたべる」と言っていたが僕がカレーを作り始めるとその匂いをかぎに来て「いいにおいだから ぼくもかれーがいい」と言う。僕らのものにはジャガイモとニンニクを入れているので、怜王の食べるカレーは別口で作らなくてはならない。
 さっそタマネギと人参と豚肉(怜王のカレーの場合フライパンで具炒めずに、直で煮込むのである)で、甘口カレーにジャガイモ抜きで作り食べさせた。
 カレー食べ終えデザートにヨーグルトをほおばり仕上にりんごジュースを飲み干すと、「なんだか おながかいたい…」であると言う。見ていると少々食べ過ぎかも知れないが、やめろと言うほど食べていない…。それは眠い飲のである。
 怜王はトイレに行きさっぱりすると、「ぼくねながらてれびみるから ふとんしいて?」と面白いことを言いに来た。もう眠いのは分かっているのでさっと布団を敷いてあげると、「かけるのがないと ねむれない…」などと言うのでタオルケットを手渡すと6時少し前きっちり身体にかけて瞬く間に眠りに落ちた。
 怜王が眠ると急に静かな部屋になり、目黒通りを走り抜けるクルマの音が大きく聞こえ始めた。この時間を利用して10月開講コダックフォトスクールの、撮影実習地の選定をする。それにしても今朝といい夜といい、僕が何かをしなければならない時にきっちりその状況を作ってくれているようで「今日は感謝!」なのである。
 8時半くらいから怜王が面白そうに見ていた『ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛(http://www.disney.co.jp/narnia/narnia2/index.html)』をiBook G4で見ていると、9時過ぎに怜王が目を覚ましいっしょに最後まで見て怜王が満足したところで11時過ぎ寝かしつけた。
2009年09月05日(sat)  No.166

9月4日

 ここ数日とても寝苦しく、朝6時半に怜王が目を覚ますまでに何度も目が覚めてしまった。もう夏がけのタオルケットでは寒く感じられるようになって来たが、怜王はそれでもタオルケットをはねのけシャツをまくり上げておなかを出して寝たりするので、タオルケットをかけてあげたり出来たり出来ると言うことになり怜王的にはラッキーだったりするというのも皮肉なものだ…。
 そんな怜王は案外良く寝て、6時20分過ぎに比較的機嫌良く目を覚ました。そしてカルピスを飲み干すと、「ぱそこんで げーむしたい…」と言う。時間を決めモニターに手をまっすぐ伸ばして指先が届くくらいまで離れてゲームをするように指示し、僕は怜王のお弁当作りを始めた。いつもの朝の始まりである。
 今怜王がハマっているのは、ディズニーゲーム(http://www.disneygames.jp/)の無料オンラインゲームの『マジック・キャッスル』というRPG。
 RPGと言えば言葉を読まなくてはならないゲームで、まだ怜王には漢字は読めないのでその都度「これよんで」「これなんていういみ?」「なんてかいてあるの?」と質問攻めでまったく自分のことが出来ない状態ではあるが、出来る限り答えてあげるようにしている。
 今朝の怜王はご飯ものは口にせず、食べやすいように賽の目に切った豆腐とタコウインナーひとつ。それにミルクプリンであった。9時15分過ぎ今朝は「おとうさんといく」と言わずにいた(昨日は部屋を出る10分前くらいに、妻ではなく僕といっしょにバス停まで行くと言い出して慌てて支度をした…)ので、妻が幼稚園バス乗り場まで送って行った。 
 11時DRUGを制作してもらっているオフィスSのDTPのNくんの仕事が数ヶ月に渡って多忙を極めたため、Oさんの古くからの友人の広島在住のデザイナーKさんにお願いした関係で発行が予定より3週間ほど遅れてしまったが無事刷り上がりほっとした。
 11時半過ぎ妻が学芸大学のアクセサリーショップに納品に行ってから、僕はDRUGの送本用の茶封筒とA4のコピー用紙を購入しに駅前の100円ショップへ行き帰宅後送る準備をした。
 2時半過ぎ、学芸大学のアクセサリーショップに行っていた妻が怜王を連れて帰って来た。相変わらず幼稚園では砂まみれで遊んでいたらしく、白いブラウスはベージュ色…。おやつを食べて、ジュースを飲む。
 今日の(昨日も)怜王は帰って来ても碑文谷公園に行きたいとか、キックボードをやりに行きたいとか言わず僕らが買い物にに行くと言うとトーマスの補助輪付き自転車に乗っていっしょに出掛けた。
 さて明日は土曜日だが、怜王は幼稚園がある日。そして妻は小学生からの同級生、Hちゃんと久しぶりに会う日。怜王は幼稚園から帰って来たら、どこに行きたいと言うだろうか?
2009年09月04日(fri)  No.165

9月2日

 5時半過ぎ、怜王が目を覚ました。いつものようにカルピスを飲むと、昨日買ったがガチャガチャのガンダム人形の存在に気がつき落書き帳を持ち出し怜王流のガンダムを描き始めた。最近は色使いもなかなか上手くなり、微妙に↓などで説明(↓の先は銃で、左右にあるのは盾)が入っているのと左手に赤いライトセーバーを持っているのが斬新!?である。
 今朝の怜王は朝ご飯はほとんど食べず、お弁当用に作ったタコウインナーを食べたいと言うので食べさせた。あとは牛乳やジュースで腹を満たしている訳だが、食べるようになったとは言え食にムラがあるのが気にかかる。
 7時を回った頃よりテレビで昨日借りて来て途中で見るのを中断した『ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛』をチャプターで中断した場所を探して見ていた。怜王はこのチャプター機能を使うのが好きで、いつもリモコンで操作している。それにテレビの番組表も僕らがやっていないのに画面に出す方法を見つけ、「きょうは ぽけもん がある」などと言ったりしている。さすがに今の子である。
 朝から盛りだくさんの遊びをクリア?した怜王は、9時15分過ぎ妻に連れられ幼稚園バス乗り場へ向かった。
 11時半T出版の仕切りのセコムの撮影のため四谷某所へ行き、1時から2時半まで人物撮影をする。3時半少し前に帰宅すると、怜王はベランダでプラスチックの棒を刀に見立て見えない敵?と戦っていた…。
 カメラバッグとモノブロックストロボそしてストロボの脚を入れたジッツオのケースを置き、DVD90からSDHCカード取り出しフォルダに保存したあと遅い昼食をとった。
 撮影して来た写真をひと通りチェックし、駅前の銀行と柿の木坂のセブンイレブンへメール便を出しに行く。帰り道東急ストア前を歩いていると後ろから「こんにちは〜」と言う声がしたので振り返ると、怜王と同じバス停から乗っているKちゃんとお母さんが自転車で通過。Kちゃんは満面の笑顔で手を振っていた。
 昨日はKちゃんのお父さんと駅前のビデオショップ前で遭遇したので、外に出ると知り合いに良く会うなと思っているとさらに後方から「レオくんのパパ!」とHちゃんとお母さんがやはり自転車で。都立大学はもう、完全に地元になのである。
 4時半過ぎ帰宅。怜王が遊びに夢中になっているすきに、撮影して来たばかりのデータを開きセレクトを始めた。撮影終了後まだ時間には余裕があると担当編集のTさんは言っていたが、ひとまずマイペースで左右治して来た画像の処理を行うのが常。
 夕飯を挟んでセレクトした画像の加工を行っていると、「T出版のTです。先ほどはお疲れさまでした。で今日撮影した写真、明日の朝早い時間までに欲しいのですが…」という電話が入った。急ぎではないと言っていたがやはり急を要するようなので、今現在の進行状況から30分前後で画像をデータ便で送る約束をし急ピッチで画像処理をする。8時10分、予定より10分遅れ(と言っても、撮影終了の後6時間後に納品は破格の早さである)でデータ便で送信。
 送信から1分ほどで、Tさんがダウンロードしたとの知らせが…。相当急な仕事だったに違いない。ともあれ、早めに画像をセレクトから加工までしていて良かった。
 さて怜王はと言えば今朝早起きをして、幼稚園で運動会の練習をしたりしたのでかなりお疲れ気味。妻の添い寝で、8時に眠った。
2009年09月02日(wed)  No.164

9月1日

 6時少し前「はやくしないと すぱいだーまん はじまっちゃうよ…」という、自分の言った寝言で怜王が目をさました。僕が良い夢見て良かったねと言うと、「ぼく すぱいだーまん だったんだよ」と真顔で言った。幸せな夢である。
 いっしょに起床しキッチンへ行きカルピスを作って飲ませると、おもむろに「すたーうおーず」 きょうかえすの?」と言うのでどうしてか聞いてみると「きのうのつづき みる」と言う。昨日の続きとは怖いシーンがあるとかで、中断しiBook G4からROMを出してしまったのだ。さっそくiBook G4にROMを入れ前回中断した場所にして少し先送りしてから怜王に見せた。
 怜王は侍戦隊シンケンジャーや仮面ライダーディケイドなどでもバトルシーンのみに反応していて、スターウオーズもライトセーバーでのバトルには目を輝かせてモニターを見ていた。そして「くりすますは らいとせーばーがほしい」などと…。誕生日になったらとかクリスマスにはとかプレゼントのことを毎朝言うのだが、同じものだったためしがない。明日は何が欲しいというだろうか?
 さて7月19日始まった怜王の夏休みは、昨日で終わり。今年の夏は僕も妻も仕事に追われ尚かつ怜王の遊びにも付き合ったので、ずいぶん長い夏休みであるように感じた。結
 朝ご飯を食べ終わった頃から、「はやく ようちえんに いきたいな…」を繰り返し始めた。夏休みの間H幼稚園のおともだちとは一度も会うことなく、同じ年齢のともだちと遊びたくてうずうずしている怜王にしてみれば幼稚園は最高の遊び場なので幼稚園に行く時間が迫って来て興奮気味なのである。
 新しいスニーカーと新しい水筒を持って、9時15分過ぎ幼稚園バス乗り場へ元気良く向かった。今日は始業式なので、帰りはお迎え。妻は怜王をバス停まで送り、その足で東急バスに乗り目黒向かうのである。
 ふたりが出掛けたあとの僕はと言えば資源ゴミや不燃ゴミなどを1階駐車場脇のゴミ置き場へ持って行ったり洗濯をしたりと主婦のように動き回り、そろそろ刷り上がるDRUG16号にプリントで作品を送ってくれた寄稿者へ作品の返却をするため郵便局へ行ったりした。
 そうこうしているうちに、怜王を幼稚園に迎えに行った妻が怜王を連れて帰宅。怜王は満面の笑顔で帰って来た。やはり幼稚園は楽しいようだ。
 お昼を食べしばらくトミカの道路を作ったりレゴをやったりしていたが、「おでかけ」というので三人んで駅前のレンタルビデオショップへ。今日はお店の『DVDの日(今月は1日、15日、29日)』で、新作が1泊2日で\210一般作が7泊8日で\210と格安なのである。
 怜王が選んだのは『ポケモン』と『ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛』の二作 、妻が選んだのは『ベンジャミン・バトンの数奇な人生(新作でケイト・ブランシェットが出ているので楽しみ!)』と『マンマミーア!』の二作。
 そして怜王には駅前のゲーセン前に置いてある100円のガチャガチャで『ガンダム30周年スペシャル』をやり、初代『ガンダム』をゲット。帰り道自分でハサミを使って前髪の一部を切り過ぎ、僕がそろえてみるとブルース・リーのような髪型?になってしまった怜王の生真面目な表情を切り取りつつ帰宅した。
 帰宅すると日本カメラFさんから、5ページ分のレイアウト(PDF)が送られて来ていた。さっそく校正し、返信をした。
 夜になり何を思ったか、怜王はアルファベットのスペルをなぞる本を取り出しさかんに水性ペンでなぞり始めた。数ヶ月前に買った本だが、最近「ず はどうかくの? じはどうかくの? ぱはどうかくの?」と濁点や半濁点のついたひらがなのことを質問してくるようになった。
 僕らが覚えて来た方法は分からないが、今僕が目にしている怜王の成長を見ているといろんなことが分かってくる。生まれて間もなく怜王の言葉(意味も)を理解するために2年半ほど記録(怜王語辞典としてCD-ROMに保存)して来たが、やっておいて良かったと思った。いつか怜王がそれを読む時、何がしかのことを感じとってもらえると思っているからだ。
 この日記もずいぶん怜王の事を書いていて、カメラマンのHPのブログというより「子育て奮戦記」とでも名称を変えた方が良いくらいだが…、これもすべて後に怜王に読んでもらいたいと思って書いている訳で僕の明日の活力は怜王そのものなのである。
 そんな怜王は8時20分すぎ、背中をさすってあげ妻が湿疹が出ているところに薬を塗ってあげているとすーっと静かな眠りについた。僕らはそのあと、おもむろに妻のMacで『ベンジャミン・バトンの数奇な人生(http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/)』を見始めた。
 面白い!どこからこんな発想が出たのだろう?いろんなことを考えさせられる映画であった。あろうはずのない展開でも、心にしみいるものが…。
2009年09月01日(tue)  No.163

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