5時丁度、怜王が目を覚ました。「のどかわいた…」と言うのでキッチンへ行き、牛乳カルピスを作り飲ませた。いつもならそのまま起きるところだが、めずらしいことに頭痛がして身体がだるく思えたので怜王にはiBook G4でディズニーのゲームをやらせて眠った。 6時過ぎ怜王はゲームに飽きたのか寝室にやって来て、何やら話しかけてくるので起床した。頭痛はまだあったが、お弁当を作ってあげないといけないのでキッチンへ。 ハンバーグ(塩とだしそれに醤油少々で味付けをしたので、そのまま食べられる)を作り食べやすいよう8等分にカットしお弁当箱にご飯を入れその上に乗せ、ひとくちサイズのゼリーをふたつそしてチーズを少々入れて出来上がり。 だがしかし怜王の風邪が最初に移った妻は、治りそうで治らずにいてそのうち風をひき病院に行って薬を処方してもらい、今日で4日分の薬が終わると言う日に妻の体調が再び悪くなって来た。 僕も薬は飲み切ったものの咳が出てたんが絡む状態は未だ続いており完治していない状態なのだが、今朝起きて来た妻の表情は苦悶に満ちているものであり朝ご飯も蛤のみそ汁を口にしただけ…。 さすがにそんな状態なので「病院へ行く…」と言うので幼稚園バスの「バス停まで怜王を送って行こうか?」と言ったが「…」と無言で首を振り以前僕がやったように送ったあとにバス停向かいのH病院へ行くと言って9時15分頃怜王といっしょに出て行った。 妻が出てからしばらく雑事に追われていたが、10時を過ぎた頃昨日更正と校正を終えたHPにアップしてあるエッセイ『藍色の彼方』を65000字から40000字、つまり400字詰め原稿用紙100枚ほどの量に凝縮しプリントアウトしたものを柿の木坂陸橋近くのポストに定形外郵便で投函。意外にも、外は目映いばかりの太陽が現れ夏日のような気温となっていた。 11時過ぎ妻が帰って来た。僕が行ったときもそうだったが、午前中の10時前後は病院は混んでいてどうにもならないのである。帰宅以後の妻は行く前と同じくらい表情苦悶に満ちていて、12時半を回った頃まで寝室の片隅の壁に寄りかかって辛そうな表情を指定目を閉じて座ったいるので今日の怜王の『お迎え』を変わってあげることにした。 12時50分に部屋を出て、碑文谷警察署前のバス停から東急バスに乗り『権之助坂』バス停下車で怜王を迎えに行く。怜王が年中さんになり担任の先生が変わって初めての『お迎え』なのでちょっと新鮮な感じ。 S先生に挨拶をし怜王と手をつないで帰ろうとすると、年少さんから同じクラスのKくんが僕を見てにこっとした。彼は年少さんの頃から僕が『お迎え』に行くと、怜王より先に僕を見つけて「あっ、怜王くん!」と良く言っていた。 「怜王くん」じゃなくて「怜王くんのお父さん」じゃないのと思うが、Kくんはいつでもニコニコしていて気だての良い男の子なのである。「Kくん久しぶり!」と声をかけると、「ニッ」と照れ笑いをした。怜王とKくんは、仲良しなのである。 さて帰りのバスだが、『碑文谷警察署』のバス停で降りるには『二子玉川』行きか『等々力』行きに乗らなくてはならない。だがしかし最初にやって来たのが『三軒茶屋』行き、で次が『大岡山小学校前』×2本、そして今度は来るだろうと思っていると『清水』止まりが来て同したんだろうと思っていると再び『三軒茶屋』行きが…。 さらにもう一本『大岡山小学校前』行きが来て、もう勘弁して…と思ていると『二子玉川』行きがやって来た。怜王も待ち時間の限界に来ていたので素早く乗り込むが、何と超満員…。怜王は「すわりたい…」というがそんな場所はない。 がバスのタイヤ部分のふくらみがある場所なら怜王のサイズであれば座れそうに思えたので抱きかかえて座らせた。僕の身体でブロックしつつ、『碑文谷警察署』で下車。 妻は体調が優れず僕自身もまだまだ咳とたんがからむような状態で、出来れば今日はどこにもお出かけ出たくないな…なんて思っていると「おでかけ」「ひもんやこうえんで きっくぼーどやる」と言うのでキックボードを持って怜王といっしょに碑文谷公園へ。 4時くらいまで碑文谷公園で遊び、帰りにダイエーに寄って怜王のお菓子などを購入し帰宅。帰宅してしばらくひとり遊びをしていたのだが、突然「いんでぃーじょーんずの くりすたるすかるのれごつくって…」と来た。 『クリスタルスカル』は、過去に何度も僕が作っては怜王が破壊して来たレゴ。破壊したのはこれだけではなく『フェラーリF1チーム』など数多くあるがどれも中途半端な状態で終わってる。怜王はやりたいと思っても、対象年齢が3歳から5歳くらい違っていてこればかりはどうしようもない。 仕方がないので少しずつ作り始めた。すると怜王は眠いようで、妻の添い寝で8時過ぎあっさり寝てしまった…。僕はしばらくピースを探しつつ作っていたが、あまりに足りないピースが多く作れる状態ではない。明日怜王が幼稚園に行ってから、足りないピースを探さないと…。
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2009年06月23日(tue)
No.124
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