昨夜いつものように6時くらいからお片づけをして欲しいなと僕らに言われて、どうにか8時過ぎに無事自力で、それもとても奇麗にきっちり片付け歯を磨いて凄いスピードで布団に潜り込んだ。 そしてすぐ眠るのかと思ったら習慣なのだろう、「かゆい せなかかゆい…」と言って僕に背中をかいて欲しそうにしていたので「いままでかゆくなかったんだから、目をつぶってみたら眠れると思うよ」と言ってるうちに眠りに落ちていった…。その時間5秒ほど…。怜王はまだまだ、神の領域にいるようである。 そんな昨夜零時直前、突然目を覚ましかゆがってぐずり始めた。10分くらいぐずぐず言った後「といれ…」と言うのでトイレまでいっしょに行き出てくるのを待って、いっしょに寝室に戻った。 しばらく寝付けないようで背中をさすってあげたりすると、小さな声で「○○○ちゃん…」と幼稚園の同じクラスの女の子の名前を口にしそのまま静かな眠りに落ちて行った…。 さて今日の怜王はどうも眠りが浅いようで、2時くらいにかゆがって目を覚ました。目を覚ましたと言うのは正確な表現ではないかもしれないが、ともかく「かゆい」と言うのでせなかに保湿剤をぬってあげつつさすったりしているうちに眠りについた。 2度目を覚まされてしまうと僕の方が眠れなくなって、怜王と妻の寝息を延々と聞きながらいろんなことが脳裏をかすめて行った…。そしてまだ眠れないでいる…そう思っているうちに眠てしまったようだが5時過ぎくらいに、「○○くんあずかりなんだよ…」とまるで起きている時のようにはっきりした口調で寝言を言った。 「あずかり」と言うのは「預かり」のこと。いわゆる延長保育のことで、皆が帰ったあとも園庭などで遊びながら迎えに来てもらうのを待つこと。最初のうちは預かりは嫌なことで「れおくんは あずかりしない」と言っていた、長い時間遊べる楽しいことであると最近思って来たようである。寝言を言ったあと少しだけ寝返りをうったが、目を覚ますことなく眠りについた。 6時半過ぎ起床。昨夜から仕込んでおいたハンバーグをフライパンで焼いていると、怜王が目を覚ましてキッチンへやって来た。そして第一声、「あずかりしたい…」と言った。 しかしそう簡単に預かりをしてもらえる訳ではなく、1時間300円のチケットを預ける以前に購入しておかなくてはならないので今日の今日と言うのは不可能。それにしても、毎日いろんなことがあるものである…。 例によって朝ご飯は「たべない…」と言うので牛乳やりんごジュースでひとまずやり過ごしていたが、妻とお風呂に入る8時過ぎ「おなかすいた… なにかたべたい…」と言うのでのり巻きを作って食べさせた。 9時15分元気に幼稚園バス乗り場へ。妻はそのあしで、原宿で行われるコムサのバーゲンに行くと言って出掛けて行った。朝起きてから怜王を幼稚園に行かせるまでのおよそ2時間半あまりは、毎日戦争のような慌ただしさなのである。 ようやくおだやかな時間がやって来たが、洗濯をしつつシャワーを浴び生協が届けて来た食材類を玄関前から部屋の中に入れ冷蔵庫に移したり洗濯物を干したりしているうちにあっという間に11時。 昨日から撮影(日本カメラ用に)に出ようと思っていたが、朝快晴であった空に雲が広がりたいようが遮られて来ていた…。原稿はもちろん書き下ろしをするわけだが、写真も出来る限り撮りおろそうと思っていたがかなり微妙な気配…。 ネットで週間天気予報を見ると今日明日がかろうじて「晴れのち曇り」で、明後日から数日雨の予報が…。それを見て計らずしも一瞬にして写欲を逸してしまったので…、ともかく今日は写真を撮ることではなく原稿を書くことに集中しようと予定を急遽変更。 キッチンのテーブルにiBook G4を乗せ、ジャベルのTさんに来月のHPトップ写真の撮影を明日の午後1時過ぎから行いたい旨メールを入れてから原稿書き始めた。 12時半ベランダに光が射し込んで来たので、カメラを持って散歩がてら自宅周辺をスナップしに。が外に出て5分も経たないうちに陽が陰ってしまったので都立大学駅前で引き返し、以前から気にかかっていた携帯電話の充電器(USB接続)を購入しに100円ショプへ。帰宅後早速iBook G4のUSBに接続し充電を始めるが、場所をとらずになかなか良い感じ。これで100円はお買い得である。 2時半過ぎ、バーゲン帰りの妻に連れられて怜王が幼稚園から帰って来た。怜王はお弁当箱開いて中を見せた。するとハンバーグは奇麗に食べていたがご飯が半分くらい残されていて、あれ…と思っていると、「あんかけがご飯に染みていて、そこが美味しくなかったみたい」と妻が言った。 「あんかけ」というのは醤油ベースに酢と砂糖で甘辛くしコーンスターチでとろみをつけたのだが、確かにあんかけがご飯に染みていたかも知れない…。さて明日は何を作ってあげようか…。 そうこうしているうちに、「Kちゃんのお母さんから、遊びにこないって言われたので!」と言って出掛けて行った。怜王もKちゃんのうちに行くのが嬉しくてしょうがないようでかなり興奮していてテンションが上がり過ぎて少々怖い感じ…。Kちゃんとは同じバス停から幼稚園に通っている女の子で、我が家から最も近いところ(大人の足で3分くらい)に住んでいる怜王のおともだちなのである。 妻と怜王がいない間原稿を書き進めていたが、「起承転結」の「承」に入ったところで言い回しがどうもしっくりせずにパズルのように言葉を置き換え思案しているうちにまったく先に進まなくなってしまった…。 こんな時は書き出しである「起」の部分の、完成度が今ひとつである可能性が高い…。だがしかしそれを制御する意欲が今日の自分にはなく、Macに向かいつつ気がつくともう部屋は暗く5時半を回っていた。 6時少し前、妻と怜王が帰って来た。子どもたちは子どもたち、お母さんたちはお母さんたち(5家族)でかなり親睦を深めて来た?ようだ。 帰って来てからの怜王は作っておいたカレーを完食し6時過ぎには「ねむい…」と言って眠ったが、8時過ぎに目を覚ましひとしきりぐずって再び眠った。この時間から朝までアバウトに時間を割り出しても10時間。どう考えても、3回くらいは目を覚ます計算である…。どうなることやら。
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2009年01月28日(wed)
No.25
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