in venezia feb.2000
 1970年中頃から始めた写真がいつしか仕事になり、公私にわたりたくさんの人々や景色そして事物との出会いと別れをくり返しながら、かぞえきれないほどの記憶をフィルムに焼きつけてきました。記録された写真は印刷媒体で残されたり写真展として形に残してきたわけですが、そうした個人史である写真の1/4世紀を自ら再確認する意味と、現在そして未来に向けて自らの方向性を自覚するという意味も含めてこのSITEを開設しました。
 未知な部分としてこれから撮影するであろう写真が、どんな方向に向かいどんな変化をしてゆくのか。僕自身、自らの未来にとても興味を持っています。そんなこれからのためにも「YS WEB SITE」の作者として冷静さを保てるよう、「他者」「傍観者」としての眼を絶えず持ち客観的な視点での作成を心がけたいと考えます。今後の進展をお楽しみに。

追記 ホームページ製作にあたり、すべての作業を妻・奈津子に託しました。忙しい中少しずつ時間をさいて作成してくれた妻に、心から感謝します。         


2001年7月 曽根記