ビョーク(bjork)1965年生まれ ビョークのデビューは12才(1977年)と早く、地元アイスランドでアルバム『ビョーク』を発表。そしてEXODUS(13才)、TAPPI TIKARRASS(14才)、KUKL(18才)と、順調にバンド活動をし解散を繰り返して来ている。 デヴィッド・ボウイがKUKLのファンだったことは有名な話だが、2枚のアルバムを出し解散後、1986年シュガーキューブスを結成。この年に映画「The Juniper Tree(日本では2001年1月公開)」に出演するなど、多方面に才能を発揮していた。 僕がビヨークを知ったのは輸入もののシュガーキューブスのプロモーションビデオで、コケティッシュな雰囲気と信じられないほどのパワーは圧倒的で、他のバンドのメンバーが霞んで見えたほどである。それに英語ではなくアイスランド語の発音やイントネーション、それにビヨーク自体の独特の歌唱は魅力的という以外の何物でもなかった。その時感じたのは、「この娘はソロの方が良い」という印象ですでに10年以上も前の話である。 1992年U2とのツアーの後シュガーキューブスは解散し、翌年メジャーデビューアルバム「デビュー」を発表している。僕にしてみれば、「やはりソロでデビューしたか!」という、嬉しい鳴を上げた記憶がある。あとは怒涛のようにアルバムを発表し続け、2000年には映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最優秀作品賞)、そして最優秀女優賞を受賞しミュージシャンとしてだけではなく世界的なアーティストの仲間入りをしたのである。 個人的なことだが1996年に恵比寿ガーデンホール、1998年フジロックと二度しかビ ョークのライブを見ていないが、どちらも完成度の濃密な素晴らしいライブであった。 http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bjork/ http://www.hyperballad.org/bjorkjapan/ http://unit.bjork.com/selmasongs/ http://www.bjork.com/flash/vespertine/ |